今日ヤバイスパイスカレーに会った。
立川で。
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スパイスカレーの名店FISHが立川にやってきました
インドやパキスタンなど、南アジア系料理店は立川にも沢山あるんです。
だけど、日本人の味覚に合うスパイス料理ってのは実は難しい。
クミンの風味は僕は大好きだけど、そこが突出すると「むむ…」となってしまう人も多いと思ってて。
だから、個々のスパイスをしっかり楽しめて、かつ料理として調和が取れてみんなにオススメできる料理って結構貴重。
そんなお店のひとつが、何故か立川にお店を出しちゃって、僕、歓喜。
歓喜のあまり熱烈に紹介しようと思い立ち、この記事作りました。
そのお店の名は、FISH立川店。
「何故、そんな名店が立川に?」の答えも書き添えておきました。
FISH立川店を簡単にご紹介
FISH立川店の地図と店舗情報
- 店名:FISH立川店
- 住所:〒190-0011 東京都立川市高松町3丁目14-14 立川OTビル(注)1F
- 電話番号:042-527-0412
- 営業時間:11:30~21:00(緊急事態宣言中は~20:00)
- 定休日:水曜日
- 開店日:2021年2月8日(月曜日)
(注)色んなメディアでFISH立川店が「立川OSEビル」にあると紹介されているのですが、実際はその隣の「OTビル」の1Fにあります。
スパイスカレーFISHは立川の他にも新宿店が新宿西口の小滝橋通りに、丸の内店が東京駅目の前の丸の内オアゾの地下にあります。丸の内店は僕もよく行くお店。
FISH立川店の特徴
まず、こちらはFISH丸の内店のメニューの写真。
こちらが今回オープンしたFISH立川店のメニューの写真。
FISHは店によってシステムやメニューが少しずつ違うのですが、FISH立川店の、他の店舗と違う点がこちら。
- MIX豆のカレーや白身魚のカレー、海老カレー等がなく、キーマ、チキン、ビーフ、ポークの4種類のみ
- 3種コンポがなく、1種類だけのCURRYと2種選べる2種コンボの2通りのみ
- 辛さは4種とも自分で1辛~10辛で選択可能(他店だと大辛チキンカレーのようにカレーによって辛さが決まっている)
- パッパル(豆の煎餅)やゆで卵は無し
- 青唐ディップは有料トッピング(100円)
- 玉ねぎのアチャール(漬物)と割り干し大根のアチャールは卓上の容器から自分で入れる
個人的にはパッパルがないのは残念だけど、玉ねぎのアチャールを自分で好きなだけ入れられるのは大歓迎。他の店舗よりも「街のカレースタンド」感の高い、気取らないカレー屋という印象を受けた。もともと鰻串の飲み屋だった場所だしね(笑)。
FISHの親会社は餃子のニューヨークと同じ会社
ちなみにFISH立川店の店員さんの中には、立川駅北口の居酒屋「餃子のニューヨーク」のTシャツを着ている人も見かけて、「あれっ?」と。立川店だけオーナーが違うのかなと思ったら、実は餃子のニューヨークとFISH全店(新宿、丸の内、立川)、あと前述の鰻串の居酒屋、南口のカオマンガイや横田酒場などなどは同じ会社(有限会社たるたるジャパン)が経営しているお店。これは調べてみて本当にビックリした。
FISH立川店のカレー4種類全部と付け合わせ、ラッシーを紹介するよ
2種コンボはこういう構成
立川店は他の店舗と盛り付けが異なってて、ライスの両側に2種類のカレー、脇にスパイシーマッシュポテトとパクチーというシンプルなスタイル。ちなみに他のお店、丸の内店の3種コンボの写真がこちら。
上でも書いたけど、玉ねぎのアチャールと割り干し大根のアチャールは容器の中。
他のお店では最初から皿に乗って出てくるけど、立川店では自分で入れ放題。玉ねぎのアチャールは見た目は辛そうだけどスイートでジューシー。たくわんみたいな割り干し大根のアチャールはコリコリ食感がアクセントになる付け合わせ。お好きなだけどうぞ。
4種類のカレーそれぞれを食べた感想はこちら。
キーマカレー
FISH来たらまずはこれを頼みたい。挽肉と野菜が奏でるミートソースの様な濃厚な甘味と旨味に浸ってると不意にひょこっと現れるカルダモンの香りが心地よい。10辛にすると、そこから更にバッチバチにスパイシーな辛さが舌を焼きます。スパイスを堪能するならやっぱりこれ。最高に美味しいFISHの定番カレー。どれにするか迷ったら、まずキーマをどうぞ。ただし遅い時間だと完売していることも(初めて立川店に行った時は完売してました)。
チキンカレー
トマトと玉ねぎの旨味の効いた、どちらかというとあっさりとしたチキンカレー。柔らかく口の中でホロホロと崩れるチキンが絶妙。しかし10辛にするとむしろそのテイストが逆に辛さを引き立て、4種の中で一番辛く感じるカレーに(あくまで僕の感覚ではの話)。
ビーフカレー
すじ肉から滲み出る旨さが溢れるビーフカレーは、なかなかスパイシー。一番日本のカレーらしいカレーかも知れない。こういうのってグレービーって言うのでしたっけ?牛肉の旨味が凝縮されたカレー。
ポークカレー
でっかい塊の豚肉が美味い。脂の入り方見るとバラ肉かな?こちらもオーソドックスな日本のカレーで、ビーフと同じくらいの辛さ。脂の甘味が特徴的かな。
石谷さんのオススメは?
やっぱりたくさんの味を楽しみたいから、2種コンボ。キーマを軸に、他1種はお好みで。激辛党の僕はチキンカレーを10辛で注文。だって美味しいんだもん。キーマカレーも10辛で。あとはローテーションでビーフカレーとポークカレーをチキンカレーの代わりに。どれを食べてもスパイス効いてて美味いので迷うね。
FISHのもう一つのオススメ、ラッシー
これは是非頼んでほしい、FISHのラッシー。ヤ○ダヨーグルトかと思うくらい濃厚な、でも口の中が甘ったるくならない飲むヨーグルト。カレーのスパイス感を程よく中和してくれる、スパイスカレーにはぴったりの飲み物、というかデザート。激オススメ。
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まとめ
立川、本当すげー街になった。
九州の人間にとって命の水であり生命線である豚骨ラーメン店だと博多一風堂(立川ルミネの8F)、一蘭(立川駅南口)、博多一幸舎(ららぽーと立川立飛3F)にあったりするし、池袋でコアな人気を誇る『プチ中華街』友誼食府・友誼商店も立川駅南口にできた。ラーメンで言うと立川マシマシ、立川田田は二郎インスパの名店だし、煮干しラーメンは青樹があり、スープが澄み切った淡麗系のラーメンだと楽観もある。
ビールクズ的にはMy TaBReWに入ってくるクラフトビールは都内でも屈指だし、Sakamichi Brewingという醸造所もできた。
全然メシ喰う店に困らない。ビール飲む店にも困らない。
そんな中でスパイスカレーの名店も立川にやってきた。多分僕はカレーが食べたくなったらここに定期的に通い続けるだろう。
メシのことだけでなく、立川にはららぽーと立川立飛があり、IKEAがあり、コトブキヤがある。ビックカメラとヤマダ電機もある。アニメイトとメロンブックスとらしんばんとイエサブだってある。
これが今の立川だ。すごいだろう。
あまりあの病気でピリピリしない世の中がやってきたら、その時は是非立川に遊びに来てほしい。そして、駅から少し歩いたらめっちゃ美味いスパイスカレーのお店FISHがあり、そこでラッシー飲みながらキーマカレーをうーうーウマウマしてほしい。
それでは。