架空自転車旅行社「ひとつな」

本業会社員の兼業ブロガーです。興味を持っていることは、キャッシュレスな生活、旅、デジタルガジェット、グルメ、自転車(折りたたみ自転車、ロードバイク)、ライフスタイル(VAPE、文房具など)など。このブログはそんな多趣味なアラフォーの僕、石谷玲(いしやれい)が運営する『じぶんメディア』として、興味を持っている物全てに対して実際に体験したことを全方位で情報発信していく超・雑記ブログです。

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泊まって分かったクラフトビール飲み放題ホテルThe Villa & Barrel Loungeの歩き方

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泊まって分かったクラフトビール飲み放題ホテルThe Villa & Barrel Loungeの歩き方

クラフトビール好き石谷さん( @R_I )の夢、それはアレです。

うんまいクラフトビールを轟沈するまでバーで飲みたい!
限界までバーで飲んだらそのままお布団インしたいお!

さて、これをするにはどうしたらいいでしょう。

ビアバーに寝袋持ち込んで閉店時間まで飲む?

(おいおい飲んだら家に帰ろよ……)

グラウラーにビール詰め込んで家飲みする?

(一番実現可能性が高いけど、何せ家だと雰囲気が……)

では一発で満額回答する方法をお教えしましょう。それは

ブルワリー直営の、部屋に10L飲み放題のビールタップがあり、タップルームも併設されたホテルに泊まる!

これなのです。アホみたいな答えですが、こんなことが現実にできるホテルがこの世に存在するのです。

今回は、静岡県は用宗でその夢を叶えてきたので、まとめてご紹介したいと思います。

ブルワリーの名前は"West Coast Brewing"(以降、WCB)、ホテルの名前は"The Villa & Barrel Lounge"です。

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The Villa & Barrel Loungeのご紹介

ホテルの所在地およびタップルームの営業時間はこちら

  • 住所:〒421-0122 静岡県静岡市駿河区用宗2-26-1
  • 営業時間(タップルーム、ショップ):
    7:00~14:00 モーニング
    14:00~17:00 アラカルト
    17:00~22:00 ディナー
  • 電話番号:054-270-3083
  • 休館日:不定(公式サイトを参照してください)

公式サイトはこちら。

thevillamochimune.com

ホテルの施設について

1Fがタップルームとショップ、タップルーム脇の螺旋階段を上がって2Fに客室が4部屋、1Fの入口を出てホテルの裏側に客室1部屋の合計5部屋となっています。5部屋の構成は

  • Strata 定員2名
  • Citra 定員2名
  • El Dorado 定員2名(ホテルの裏側に客室があります)
  • Nelson 定員4名
  • Mosaic 定員4名

となっており、全ての客室にここWCBで造られたクラフトビールが注がれるビアタップが設置されています。

客室(Nelson)について

客室Nelson

ぼくが泊まった部屋は定員4名のNelson。ここに友人2人と共に合計3名で宿泊しました。

ロフトスペースのベッド

ロフトスペースにクイーンサイズのベッド2台が並んでいて、(今回は3人ですが)4人で泊まってもゆとりのある配置。

自分でハンドミルで挽いたコーヒーを淹れる

また、部屋にはハンドミルと人数分の浅煎りコーヒー豆、ペーパーネルがあり、朝はゴリゴリ挽いてドリップしたコーヒーが楽しめます。地味にこれは最高の体験。

フレッシュジュースのようなビールで迎える朝

後述しますが、今回部屋で繋がっていたビールがグレープフルーツジュースのようなビールだったので、浅煎りの酸味の強いコーヒーとともにフレッシュジュースのような感覚のビールで朝を迎えました。健康的なビールクズの朝ですね。

また、廊下には大量のミネラルウォーターが用意されていて、宿泊者は無料で何本も飲む事ができます。お酒を飲む時は一緒に水も飲んで悪酔いを防ぎましょう。

美味しいビールを飲みながらボドゲ三昧

これはホテルの設備ではないですが、ぼくはボードゲームが好きなので、部屋のビールを飲みながらぼくが持ち込んだボードゲームを友人と楽しみました。至福の時間。

宿泊者限定ビールのビアタップ(と冷蔵庫の缶ビール)について

客室内のビアタップ

繋がっていたビールは"Villa_Original_02"

乾杯!

ぼくが泊まった8月27日(土)は"Villa_Original_02"という宿泊者限定のビールの樽が繋がっていました。7月中は濁っていないビールが繋がっていましたし、時期によってスタイルが異なるようです。

とてもフレッシュなグレープフルーツジュースというテイストで、酸味と苦味のバランスが最高、それでいてABV:5.5%とアルコールはそこまで高くないので、水のように飲めます。ぼくの期待をはるかに上回る最高のビールがここに繋がっていました。

実は、客室内に10Lのビール樽がある!と言う訳ではありません。ビアタップの下の冷蔵庫に入っているのは、5Lのビール樽。じゃあ残り5Lは?と言うと、フロントに連絡すると宿泊中に1回だけこの樽をスタッフの方に交換してもらうことができるのです。なので合計で10Lまで飲み放題なのですね。ただしスタッフ不在となる22:00~7:00は交換できませんので、できればチェックイン後22:00までに1樽飲みきるのが良いかな。

また、部屋の冷蔵庫には、有料にはなりますがWCBの缶ビールが入っています(通常のホテルのミニバーと同様、チェックアウト時に精算)。知る限り宿泊時には出荷販売されていない昔のBAインペリアルスタウト(Hop Breaker Unleashed)も冷蔵庫に入っていて驚きました。これは友人が購入し、あとで一緒に頂きました。

宿泊する際は冷蔵庫の中のビールも必見です。

1Fのタップルームについて

1Fのタップルーム

1Fのタップルームでは、モーニングからランチ、ディナーまでWCBのビールを楽しみながら食事を取ることができます。タップルームと言いつつWCB直営レストランという感じですね。

夕食を兼ねてタップルームで飲み

チェックインし、しばらく部屋のビールを堪能した後、夕飯を兼ねてこのタップルームで飲みました。フルーツ満載のサラダやフライドチキン、タコスなどを堪能し、楽しい飲み会になりました。ここで酔い潰れてもこのまま階段上がればお布団インできます。幸せです。

朝食はタップルームで焼きたてワッフルチキン

朝食は再びタップルームで焼きたてのワッフルを。フライドチキンを乗せてワカモレやハラペーニョを添えたワッフルチキンとして頂きました。外はカリカリ、中はフワッとしたほんのり甘いワッフルは如何にもアメリカの朝という感じで美味しかったです。ハーフ(ワッフル2切れ)でもそこそこの量だと感じたのでレギュラー(ワッフル4切れ)だとちょっと多すぎかもしれません。

また、タップルームの脇には持ち帰り用の缶ビールの冷蔵庫と、WCBのアパレルグッズや保冷バッグが。これらも購入することができます(右下の写真の右側に見えるのがアパレルグッズや保冷バッグ、その右側に冷蔵庫があります)。

用宗みなと温泉について

実は部屋にはシャワーしか設置されていません。ですがThe Villa & Barrel Loungeの向かい側にはWest Coast Brewingのブルワリーとともに用宗みなと温泉があり、ここを無料で利用することができます(チェックイン時にタオルセット付き無料利用券が人数分頂けます。用宗みなと温泉の営業時間は~24:00(最終受付23:00))。

注意点としては、22時を越えると玄関が閉鎖され勝手口からしか入れなくなる(入り方はチェックイン時に教えてくれます)ことと、用宗みなと温泉とThe Villa & Barrel Loungeの間の道路が意外と車の通りが多いことでしょうか。部屋やタップルームで泥酔したまま用宗みなと温泉に向かうのは控えた方が良いと思います。

ブルワリー見学ツアーについて

West Coast Brewingの醸造所

ホテル宿泊のオプショナルツアーとして、用宗みなと温泉に隣接するWCBのブルワリーの見学ツアーが用意されています(3,500円/人、税込み)。

1.5h程度の時間でクラフトビール造りの大まかな流れを知り、ホップやモルト等実際の材料を手に取って見たり、醸造装置を見学することができます。ぼくもブルワリー見学ツアー参加しましたが、ぼくが好きなあのスタイルのビールを醸造する際の秘話なども聞けて、とても楽しい時間が過ごせました。

また、ツアーが終わるとお土産ビール(缶ビール)が貰えます。

ブルワリー見学ツアーは別途予約が必要ですが、宿泊者で予約枠が取れなかった場合、別時間の追加枠を用意してくれる場合がありますので、メールにて問合せを。

用宗漁港周辺および静岡駅近くのWCB直営ビアバー"12"のご紹介

さて、The Villa & Barrel Loungeを堪能する方法は分かったけど、The Villa & Barrel Lounge以外に面白い場所はないの?他にご飯が食べられる場所は?

そんな声もあると思います。The Villa & Barrel Loungeがある場所は用宗漁港の港町。周辺には漁港ならではの場所やお店があります。その中から、前述の用宗みなと温泉以外でぼくがこの旅行で実際に行った場所をご紹介します。

用宗漁港周辺について

  • 地魚料理たかはし

地魚料理たかはし

チェックイン前の昼食を食べに行った場所が地魚料理たかはしさん。用宗漁港に看板が出てたので行ってみました。生しらす・釜揚げしらす・桜えびの三色丼である用宗丼と桜えびのかき揚げを頂きましたが、生しらすの甘さ、釜揚げしらすの旨味、桜えびの香ばしさを堪能できる丼で素晴らしかったです。かき揚げは大きめに頼んでみんなで取り分けましたが、油がしつこくなく胃にもたれない、それでいていつまでもサクサク感が失われない塩梅に揚げられていて、これまた最高。用宗丼のご飯を少し残して、かき揚げを乗せてタレを掛け、ミニかき揚げ丼にしても頂きました。

  • 用宗海岸海水浴場

用宗海岸海水浴場

用宗漁港脇に広がる海水浴場。ぼくが訪れたのが8月下旬だったので海水浴客が多数海水浴を楽しんでいましたが、ただただ海岸を眺めているだけでもリゾート気分が味わえ、リフレッシュできました。

静岡駅近くのWCB直営ビアバー"12 -twelve-"について

静岡駅近くのWCB直営ビアバー"12 -twelve-"

The Villa & Barrel Loungeチェックイン時に用宗みなと温泉の利用券と共に、WCB直営バーのグラス1杯無料券が頂けます。ぼくと友人1名は静岡駅から新幹線で東京に帰る予定だったので、休憩がてら静岡駅近くにあるWCB直営ビアバー"12 -twelve-"でその券を使って更にWCBのビールを楽しむことに。

タップルームになかったBAインペリアルスタウト

The Villa & Barrel Loungeのタップルームになかったビールがあったり、ぼくが訪問した時はジャズミュージシャンの演奏があったりして、昨晩から散々飲みまくった後の訪問でしたが、12 -twelve-堪能できました。フードは『卵のピクルス』がオススメです。

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まとめ

ブルワリー直営の、部屋に10L飲み放題のビールタップがあり、タップルームも併設されたホテルに泊まる!というビールクズが死ぬ時に見る夢みたいな体験を実際にやってきたわけですが、こんな素敵な体験はここでしかできませんね。部屋にビアタップがあり、その場で醸造された美味しいクラフトビールを自分でグラスに注いで飲めるんですよ。実際にビアタップを目の当たりにした時の興奮は忘れられませんし、そのビールが『バカ濁った』ぼく大好きなヘイジーIPAなのです。グラスに注いで一口飲んで、ぼく思いました。

あなたが神か?

そんな貴重すぎる体験を、ビール大好きな皆さんにも楽しんでみてほしいなと強く強く思いながら、今回の記事を締めたいと思います。

それでは。

ホテルの予約は公式サイトからどうぞ。

thevillamochimune.com

 

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www.hito-tsuna.com