作業は家に持ち込まないスタイル
どうも、石谷玲( @R_I )です。
前にも少し書きましたが、僕は非職業ノマドです。
どういうことかというか、主の仕事があり、主の仕事は外ではできず会社の事務所の中だけで執務していますが、プライベートで行っているブログや同人誌の執筆、その他の作業は全てノマドワーカーのように家の外のカフェなどでやっています。
家ではほぼYouTubeやアニメ作品を観て、寝るだけ。
むしろ、そういうのも外で鑑賞したいくらいです。
僕は書き仕事も基本的には外でしかやりません。
なので、必要な道具は全てカバンの中に入れてあります。
当然、会社での仕事でも(会社に置いてある物以外は)その道具を使うことになります。
実は昨晩、夕飯を外で食べている時に、ある雑誌の発売記念トーク会&お渡し会の参加申込券に必要事項を記入しハガキに券を切って貼って、そのままポストに投函してきました。
この「書く」「切る」「貼る」をカバンの中のペンケースに入っているステーショナリーだけで完結しています。
今回は、そのペンケースの中身をご紹介したいと思います。
全て僕がこだわり抜いて選び、買い、使っている物です。
ペンケースの中身
ペンケース コクヨ ネオクリッツ ラージサイズ
まずは、ペンケース自身から。

コクヨ ペンケース ネオクリッツ ラージサイズ グリーン×ネイビー F-VBF181-4
- 出版社/メーカー: コクヨ(KOKUYO)
- 発売日: 2016/10/17
- メディア: オフィス用品
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ネオクリッツシリーズは結構支持を受けている印象があります。
コレの特徴は、やっぱりジッパーを開けるとペン立てとして使えること。
ノマドワークの場合、テーブルの広さに制限があるので、文房具をバラッと広げておくのは難しい物。
ですので、この直立するペン立てになるペンケースをテーブルの隅に置いておくことで、ノートPCのトラベルチャージャーやマウスなどの邪魔にならないようにしています。
縦型でカバンにも収納しやすいので、オススメ。
ペン
ペンは後で個別にご紹介します。
メジャー 無印良品 書き込めるメジャー
僕が昔、お客さんに使って頂くある装置の製品企画を担当していた頃、営業が常にメジャーを懐に入れていました。
営業なのに何でメジャーを持ち歩いてるの?と聞くと、何か装置に障害があった時に、お客さんから連絡を受けて一番最初に駆けつける営業(ここで言う営業ってのはお客さんと会社とのインタフェースとなって折衝を担当する部門のこと)である自分が現場の様子をいち早く確認し技術部隊に説明して、障害解析を促すためだと言っていて、それを聞いて装置に携わる人間として感銘を受けたことがありました。
それ以来、今の仕事が変わるまではずっと僕もメジャーと(最低限装置を扱える)工具をカバンに入れてました。
そんな訳で、僕の中では「仕事の象徴」みたいな思いのあるツールがメジャーです。
今の仕事ではこれを使う機会はゼロなのですが、ブログ執筆ではレビュー対象のサイズの測定に活用しています。
コレを選んだ理由は、プラスチック筐体のメジャーに比べて丈夫そうだったから。
鉛筆で書き込めますが、まだ書き込んだことはありません。
最近使ったのはコッペパンの長さの測定だったかな?
テープのり コクヨ ドットライナープチプラス

コクヨ テープのり ドットライナー プチプラス 3個 タ-D910-07X3
- 出版社/メーカー: コクヨ(KOKUYO)
- 発売日: 2015/11/13
- メディア: オフィス用品
- この商品を含むブログを見る
テープのりは乾かす時間を取る必要が無く、貼ったらすぐに接着されるのが便利です。
コクヨのドットライナープチプラスはペンケースに入れていても邪魔にならないサイズ。
上のタイトル画像やペンケースを開いたところの写真の何処にこのドットライナープチプラスが入ってるか分かりますか?
実はここです。
こんなところに入ってました。
超コンパクトサイズな割にテープの長さは10mもあるので、たっぷり使えます。
また、コンビニにも結構置いてある商品なので、入手性も容易です。
ふせん スリーエム ポスト・イット® ジョーブ インデックス(カラフル)
手帳のインデックスにこのアイテムが欠かせません。
僕は手帳を結構ヘビーに使うので、紙のふせんだと破けたり無くなったりします。
このインデックスはフィルム素材なので、折れに強く丈夫。
書き込むこともできます。
ただし水性ボールペンや水性インクを使う万年筆ではインクがフィルムに吸い込まれないので、記入は油性ボールペンを使っています。
プラスチックケースに入ったコンパクトサイズなので、これもペンケースに入れていても邪魔にならないのです。
ミニはさみ ミドリ 携帯マルチハサミ
ハサミに関しては、もっとコンパクトなペン型のハサミが各社発売されていますが、僕は使い勝手でこのアイテムを選びました。
元々、このハサミを知ったのは、僕が商品紹介で参考にしているブロガー兼YouTuberののりごとーさんの動画を見たからでした。
小さなハサミに段ボールカッターやワイヤーカッターの機能も付いている優れものなんですが、実は僕はその辺の機能はほとんど使っていません。
僕が気に入っているのは、小さいのに普通のハサミと同じように使えて切れ味も悪くないこと。
小さい携帯用ハサミって、実はどれも使い勝手は良くない物ばかりなんです。
指を通すループが紐になっていて、指を通して力を入れると不安定だったり、そもそも指を通せないものとかあります。
しかも刃が薄かったりすると、ちょっと切る物に厚みがあるとすぐに切れ味が悪くなってしまいます。
このミドリの携帯マルチハサミはその辺のデメリットが全て取り払われていて、普通のハサミと何一つ変わらない感覚で使えます。
むしろこちらの方が切れ味が良いくらいに思えます。
写真や記事を切り取って手帳に貼る事の多い僕としても、ハサミはしっかり使える物でないとフラストレーションが溜まることは、今までの経験上明らかでした。
その点でミドリの携帯マルチハサミは今まで使ってきたハサミの中で一番快適で、一番のお気に入りです。
難点を言うと、(このハサミ特有の問題ではないですが)飛行機に持ち込めないこと。
飛行機旅行の場合はこのハサミを置いていかないといけないのです。
今のところはそれだけかな。
油性マーカー マッキー極細
みんな大好きマッキー。
何にでも書けるし有名人に会ったらサインペンとしても使えます。
いざというときに本当に頼りになる1本。
ラインマーカー 三菱鉛筆 プロパス・ウインドウ クイックドライ
プロパス・ウインドウはペン先の中央部がシースルーになっていて、ラインを引く先が見えるのが特色。
「何処まで引いて良いか」「引いている線が歪んでいないか」をチェックできて便利なアイテムです。
そのプロパス・ウインドウの中でもクイックドライシリーズは、速乾性の高いインクを使用しています。
僕は、万年筆の水性インクの上からでも滲みにくいマーカーとしてこの商品をチョイスしています。
以前もこの記事で試していましたね。
僕は万年筆や水性ボールペンを使う頻度が高いので、水性インクでも滲みにくいこのマーカーは本当に重宝しています。
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メインのペン6傑~万年筆2種~
次に、ノートや書類に筆記する時に使うメインのペンを6種類紹介します。
ただ、この6種類を全部ペンケースに入れていることはほとんどありません。
気分に応じて3種類くらいチョイスして入れて使用しています。
ペリカン スーベレーンM400(EF極細)
今僕が持っているスーベレーンM400は2本目です。
1本目のスーベレーンM400を買った時は簡単に記事にしています。
1本目を買ったお店はアメ横のダイヤストアでした。
名物らしいおばちゃんに何本も試筆させて貰い、最終的に納得できるペン先を選ばせてもらえた記憶が残っています。
それでいて激安で非常に驚きました。
1本目は取扱をミスってペン先を台無しにしてしまい、おじゃんに。
その後しばらくは万年筆熱が冷めていたのですが、何らかのきっかけがあって急にまた使いたくなり、アメ横に行きました。
そしたら僕が1本目を買ったダイヤストアは既に閉業してしまっていて、どうしようか悩んだ末に閉店間際の立花商会に駆け込んで、閉店時間を大幅に超えて色々試させて貰って2本目の、今使っているスーベレーンM400を購入しました。
そんな経緯のあるスーベレーンM400が一番のお気に入りだったりします。
スーベレーンM400の特徴と言えば、この縞模様の半透明の軸。
透明のプレキシグラスの層と不透明の層を何重にも重ねた素材を薄くカットし、丸く成型した物を使っています。
ですので光にかざすと中のインクの残量が見えますが、通常使用時はまったくインクを意識することがありません。
また、外国の万年筆の特徴でもありますが、EF極細のペン先とはいえ、結構線は太いです。
実感としてはパイロットの万年筆のM(中字)と同等かそれよりもちょい太いくらいです。
書き味は抜群ですが、細かい字はそれほど得意ではないことに注意すべき万年筆だと思います。
パイロット キャップレス(EF極細)
これに関しては、既に記事にしています。
先ほどのスーベレーンM400と一転して、滅茶苦茶細い字が書けるEFのペン先です。
ロディアの5mmの格子内にも普通に漢字が書けます。
ただし、僕がAmazonで買ったキャップレスはやや筆記時に引っかかりがあって、ペン先のイリジウムポイントに問題があるんじゃないかなあと思っています。
上の記事ではキャップレスのEFはこういうものだと思ってレビューを進めていますが、つい先日銀座伊東屋でキャップレスを試筆した時の書き味は、圧倒的に僕が所有しているキャップレスのEFより良かったんですよね…。
商品紹介のためAmazonのリンクを貼っていますが、万年筆は対面販売で何本も試筆させて貰い、納得できた物を購入する方が良いと僕は思います。
Amazonではこれを含めてLAMY2000など数本万年筆を購入していますが、書き味に満足できたものは1本もありません。
メインのペン6傑~水性ボールペン2種~
次に、水性ボールペン(メーカーによってはローラーボールとも)から僕が使っているペンを2種類ご紹介します。
と言っても、両方ともトンボの製品です。
水性ボールペンのメリットは油性ボールペンにはないスムーズな筆記とインクの濃さ。
僕も油性ボールペンよりは水性ボールペンの方を好んで使う傾向にあります。
トンボ ZOOM505 30周年記念特別限定品

トンボ鉛筆 水性ボールペン ZOOM 505 30周年 BW-LZL05
- 出版社/メーカー: トンボ(Tombow)
- 発売日: 2016/10/12
- メディア: オフィス用品
- この商品を含むブログを見る
これも購入した時に記事にしています。
通常のZOOM505は、ボディがアルマイト仕上げになっているのですが、30周年記念モデルは綺麗なミラーコート仕上げになっています。
また、ロゴの位置も変更になっています。
ZOOM505は万年筆のような胴の太さと適度な重さで筆記しやすいモデルです。
難点は、日本では油性ボールペンがシェアのほとんどで、水性ボールペンは超超マイナーなので、リフィルの入手性が極めて悪いことです。
東急ハンズやロフト等では黒一色手に入れば御の字ですし、文房具の取扱では日本有数の世界堂新宿本店や銀座伊東屋でも全色入手できるとは限りません。
また、ちょっと前まで赤がリフィルのラインナップにあったのですが、廃番になったらしくトンボのカタログから姿を消していました(在庫は銀座伊東屋にはまだあった)。
水性ボールペンをレギュラーで使用するには厳しい時代になってしまったのかも知れません。
トンボ ZOOM535
購入経緯や特徴はこちらの記事にまとめています。
デメリットはZOOM505と同じ。
虎の子の赤のリフィルはこちらに入れています。
メインのペン6傑~油性ボールペン2種~
僕は、昔から油性ボールペンがあまり好きではありませんでした。
何故かというと、書き出しにインクが乗らなかったり、書いてる途中でインクが乗らなかったり、とにかく書いていてイライラすることが多かったからです。
ですが、どうしてもマッキー極細でも対応できない、油性ボールペン以外に選択肢がない場面が度々あります。
例えば水性インクだとドンドンインクを吸って滲んでしまうコピー紙への筆記。
逆に全くインクを吸わないユポ紙やフィルムなどの合成紙への筆記もそのひとつかな。
泣く泣くラインナップに油性ボールペンを入れておくことが増えました。
ここに挙げた2種類はまだ油性ボールペンの中ではマトモな方だと思います。
カランダッシュ オフィスライン849
カランダッシュの定番モデルです。
バリエーションも非常に多彩で、毎年限定モデルが良く出ます。
リフィルは特殊な『ゴリアット』という芯を使うため入手性に難はありますが、タンクが大きいのでインク切れがあまり起こりません。
また、非常に軽いのでずっと筆記していても疲れません。
油性にしてはインクの出が良好なので、一時期これをメインに使用していました。
2本入手して、1本(右のメタルXのグリーン)に0.5mmの青、もう1本(左の蛍光グリーン)に0.5mmの赤を入れています。
ゼブラ フォルティアVC(限定色フォレストグリーン)

ゼブラ 油性ボールペン フォルティアVC 限定色EC フォレストグリーン BA93-EC-G
- 出版社/メーカー: ZEBRA(ゼブラ)
- 発売日: 2018/03/01
- メディア: オフィス用品
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つい最近買った1本です。
フォルティアVCの特徴は、カランダッシュとは対照的に、しっかりした重みがあること。
一字一字丁寧に書くことができます。
逆に長時間の筆記は手が疲れるかも。
落ち着いたデザインも僕的には好感触です。
ビジネスで人と会う時は、このペンを選ぶかも知れません。
あと、これもインクの出は悪くないと思います。
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あなたが使っている道具はお気に入りのものですか?
色々ここまで書いてきましたが、僕が持っている全ての道具に『選んだ理由』があります。
ひとつひとつについて、もっと語ることだってできます。
仕事や作業を集中してこなそうとした時に、その道具の使い勝手に起因する問題で集中を切らしてしまうのは非常に効率が悪く、時間とお金の浪費に繋がってしまいます。
つまり、「ごちゃごちゃ言わんと書ければええんや」で非常に安い道具を選び使ったせいで、もっと多くのお金を失う事にも繋がりかねないのです。
であれば、僕は自分が納得できる物を使いたい。
お気に入りの道具を使うからこそ、楽しく仕事や作業ができるのだと僕は思います。
この記事を読んで下さった皆さんが、この記事に掲載したものに興味を持ってくれれば僕は嬉しいですし、そうでなくても自分の使っている道具に「それを選んだ理由」を考えるきっかけになってくれれば、それもまた僕は嬉しいです。
あなたが使っている道具はお気に入りのものですか?