架空自転車旅行社「ひとつな」

本業会社員の兼業ブロガーです。興味を持っていることは、キャッシュレスな生活、旅、デジタルガジェット、グルメ、自転車(折りたたみ自転車、ロードバイク)、ライフスタイル(VAPE、文房具など)など。このブログはそんな多趣味なアラフォーの僕、石谷玲(いしやれい)が運営する『じぶんメディア』として、興味を持っている物全てに対して実際に体験したことを全方位で情報発信していく超・雑記ブログです。

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万年筆の水性顔料インクにラインマーカーは引けるのか!?速乾性マーカーでテストしてみた!

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某アニメ作品監督のツイートでかなり打ちのめされました。

皆様こんばんは。「けものフレンズ」たつき監督降板ショックの後遺症が激しい石谷玲です。取り敢えず成り行きを見守ろうとは思ってますが、さすがに「理由」「目的」「タイミング」「展望」など何一つ確定情報がないので不安しかありません。そんな精神状態ですが、今日も現実逃避に記事を書いていきましょう! 

万年筆にラインマーカーは使えるのか?

先日、パイロットのキャップレスというノック式の万年筆を購入しました。 

www.hito-tsuna.com

この記事の中で、現在インクはプラチナの顔料ブルーを使っていると書きました。2日経った今でもインクは変わらないのですが、顔料インクのメリットは耐水性。この耐水性を確かめる、あるテストをしてみたいと考えました。それは、顔料インクを入れた万年筆の筆跡の上からラインマーカーを引いて使えるのか。 

万年筆のインクは水性です。ですからたいていの場合、万年筆の筆跡にラインマーカーを引くと、筆跡が溶けて滲んでしまいます。またラインマーカーのペン先に溶けた万年筆のインクが残り汚れてしまうのです。

一方で、私は日頃、ロディアのウェブノートブックというノートを手帳として使ってます。 

 これは同様のノートであるモレスキンと違い、万年筆を使っても裏抜けしないベラム紙を本文用紙に使用しており、万年筆と相性の良いノートの一つなのですが、私はこのノートにタスクやタイムスケジュールを書く時、その項目のキーワードにラインマーカーを引くことにしているのです。これによりキーワードを見ただけでどんな事柄か思い出せるとともに、ラインマーカーの色で重要度が分かるようにしています。なので上からラインマーカーを引ける筆記用具でしかノートを取ることができませんでした。ちなみに現在までノートを取るのに使っていたペンはカランダッシュのオフィスライン849です。 

カラン ダッシュ 限定 品 pop ライン 蛍光 グリーン

カラン ダッシュ 限定 品 pop ライン 蛍光 グリーン

 

 これをキャップレスに切り替えようとすると、逆に万年筆の上から引けるラインマーカーというのを探さないといけなくなるのです。何という本末転倒。

さて、そんな物がこの世にあるのか?あるんです。インク式ではないラインマーカー。まずはこれ。 固形マーカー。

ステッドラー 蛍光ペン 固形蛍光マーカー テキストサーファーゲル 264-S 5色セット PB5
 

 ペンみたいな形をしてますが、一言で言ってしまうと、蛍光色のクレヨン。 クレヨンを上から乗せるだけなので万年筆の上からでも普通に使えます。実際シャーピーのジェルハイライターは一時期使ってました。しかしクレヨンと同じようなふんわりとした線しか引けませんし、何よりノートに使うと向かいのページにべったりくっついてしまうのです。ノートに使うにはちょっと不便。

もう一つあります。テープマーカー。 

BIC ブライトライナーテープ 蛍光ピンク BLGTFPNK

BIC ブライトライナーテープ 蛍光ピンク BLGTFPNK

 

 修正テープやテープ糊のように、上からテープを引くタイプのラインマーカーです。これも万年筆の上から普通に使えます。しかしこれ、何処行っても売ってない。立川の周りや仕事場の川崎の辺りとか探しましたが、売ってるところを一度も見ていません。

ということで液体インク以外のマーカーを使うという選択肢はほぼ消滅してしまいました。がっかり。やっぱり万年筆をノートに使うのは不可能なのかな…。

速乾性ラインマーカーというものがあるのか!

立川ロフト4Fの文房具売り場で悩んでいた矢先に、これを見つけました。

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uniのプロパス・ウインドウ クイックドライです。

プロパス・ウインドウ クイックドライ | プロパスシリーズ | マーキングペン | サインペン | 商品情報 | 三菱鉛筆株式会社

クイックドライと言うことはすぐにインクが揮発してくれて滲みを最小限に留めてくれるかな?という期待が湧きまして、即この2色を購入してみました。そして万年筆のインクは耐水性のある顔料ブルー。これで万全のはずです。ですが、万年筆の筆記後どれくらい経ったら滲みなくマーカーが引けるのか、それともやっぱり無理なのか、調べてみたくなりました。

テスト!筆記後20分くらいインターバルを空けると安全にマーカー引けるかな?10分くらいでも悪くないかも。

筆記後3分、5分、10分、20分、30分、45分、60分にイエローとグリーンのプロパス・ウインドウ クイックドライを筆跡の上から引いてみました。字形が崩れてるのはなるべくタイムロスを防ごうと慣れない極細字キャップレスで速記した結果字を間違えたり崩れたりしたものです(汗)。

なお、紙はロディア。なので私が使っているノートと同じくベラム紙ですね。適度な摩擦感と滑りの良さで万年筆の筆記には適した紙です。一方でインクの吸いに関してはそこまで速いわけじゃなくある程度紙の上にインクが残る印象です。だからこそ裏抜けが少ないのですが。

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これを見ると、顔料インク×速乾性ラインマーカーでは大きく溶け滲むことはないようです。が、よくよく見ると筆記後3~10分くらいは待ってマーカーを引いてもややインクが滲んでいます(筆記後の『記』の後とか)。20分以降はイエローもグリーンもだいたい滲みは認められないかな。とすると、やはり安全にマーカー引きたければ万年筆で筆記して20分くらい置いてからマーキングするのがよさそうです。急いでる時は10分くらいでもいいかもしれないですね。これは単純に顔料インクの乾燥と定着に左右されるかな、と思います。もっと吸収の良い紙だと短縮されそう。でも今度は筆記時の滲みとかの問題も出てきそうですね。

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顔料ブルーinキャップレスとプロパス・ウインドウ クイックドライの組み合わせならなんとかいけそうだ!

というわけで暫くはこの組み合わせでノートを取ってみたいと思います。書くのが楽しみになるペンってホントいいですよね。このペンで今からノートに「たつき監督やめないで!」と書いてみたいと思います。それでは。

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あっ!滲んだ!(汗)