果たして滞在4泊5日の荷物はバックパック1つで賄えるのか?
皆さん、こんばんは。石谷玲( @R_I )です。
先日開催された冬コミに参加するため、僕はビジネスホテルに4泊5日滞在しました。
今回はサークル参加しないということもあって、ガラガラ引くカートは持って行かないというのを一つのテーマにしていました。
しかし、カートを持って行かないとすると、自然と持って行くものの量が限られてしまいます。
そこで、バックパック一つに収めるためにはどうするかを考えて、ホテルに持って行くものを決めました。
今回はこれがあって助かった!と思ったものを5つご紹介したいと思います。
この記事の結論は・・・
- 旅用大容量バックパックのMinaal Carry-on Bag1つにまとめる
- アウター以外の衣類は無印良品 パラグライダークロスたためる仕分けケース・Sに2日分だけ入れる
- モンベルトラベルソックスメリノウールは最初から履いている1足のみで十分
- 1回分使い切り洗剤を持ち込み、ホテルで2日分洗濯
- 折りたたみハンガーを1個持ち込むと便利
詳細はこの下の記事を見てね
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Minaal Carry-on Bag
旅用大容量バックパックの決定版!
まずはバックパック。
僕が使用しているのはMinaalのCarry-on Bag、今販売されているもの(2.0)の1つ前のタイプのバッグです。
これは京都旅行でも使用したバッグなのですが、容量35Lと一般的なバックパックよりもかなりたくさん荷物が入ります。
それなのにフォルムがダボっとしていなくて歩くのにあまり負担がかからないので気に入っています。
京都旅行の時と同様、今回もこのバッグ一つで宿泊することにしました。
なお、Carry-on Bagの中身はこのようにパズルのようにぎっしりと隙間なく詰められております。
これだけ詰めても普通に背負って移動することが可能です。
バックパックの利点は移動が楽なこと
スーツケースやカートを引いて歩かないので、移動が非常に楽です。
スーツケースやカートだと階段昇るのが大変でエレベーターを探したりしますが、バックパックだとその必要が全くありません。
一度バックパックの利点を知ってしまうと、もうガラガラ引きながら歩くのは億劫になってしまいますね。
バックパックだと飛行機に乗るのも楽
また、バックパックが絶大な効力を発揮する場所が1つあります。
それが空港。
レガシーのエアラインなら手荷物を預けずに、空港に着いたら即保安検査場に入れます。
ANAもJALもチェックイン不要ですしね。
LCCなら尚更バックパック1個で旅をする利点は分かるはずです。
ただし、LCCの場合は重量制限がシビアなので前日までに重量計測は忘れずに。
特にジェットスター(制限重量7kg)は普通にパッキングしてても結構アウトになることが多いです。
僕みたいに、いつもノートPC持ち歩いてるような人間はこれと周辺機器だけで2kgくらいになってしまいますしね。
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無印良品 パラグライダークロスたためる仕分けケース・S
薄くて丈夫で軽量!
無印良品で販売されている仕分けケースを愛用しています。
サイズは一番小さいSサイズ。
パラグライダーで使用される生地ということで薄くて丈夫で軽量。
わずか約30gしかありません。
サラサラした生地なので、パッキングの時に他の荷物と擦れてしまうこともありません。
Sサイズ1つにこれだけ入る
基本的にはこれ1個に入るだけの衣類(冬はアウター以外)をホテルに持ち込みます。
冬用のパーカーなどは別にバッグに入れたり、Sサイズをもう1個使ったりします。
今回はこの仕分けケース・Sにこれだけの衣類をまとめました。
- アンダーアーマーの冬用タイツ1枚
- アンダーアーマーの冬用アンダーウェア(上)2着
- ボクサーパンツ2着
- 部屋着用のTシャツ1着
- サイクルジャージ1着
冬用タイツとアンダーウェアはどうしても保温性確保のため結構かさばるのですが、しっかりとSサイズ1個に収まりました。
靴下の替えは?4泊もするのに何で2着?についてはこの後説明します。
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モンベルトラベルソックスメリノウール
暖かい!通気性がいい!臭くならない!
モンベルのメリノウールのトラベルソックス、僕はTwitterで「厳冬期でのライドに最適」という評判を見て、買ってみようと思ったアイテムでした。
実際にモンベルに行ってみると、かなり品薄。
この時期の人気商品なのかもしれません。
購入して履いてみると、全く足冷えしない。
本当にビックリしました。
しかも通気性が良く、蒸れを感じない。
靴を履いてると中はかなり湿度が上がるのですが、それでも不快感を感じませんでした。
更に、臭くならないというおまけ付き。
冬場はモンベルのメリノウールのトラベルソックス最強じゃないか!と思いますね。
4泊5日なら1足で十分
通気性の良さと臭くならない特徴を信じ、コミケは結構歩くイベントであるにも関わらず、荷物低減のため1足だけで滞在してみました。
ホテルに帰ってきたら靴下を脱いでしっかりと干して乾燥。
その結果、最後まで不快感も臭いも全く発生しないで快適に過ごすことができました。
荷物を減らしたいトラベラーには冬場におけるベストチョイスではないでしょうか。
欠点は値段と虫食い?
このモンベルのメリノウールのトラベルソックス、1足1200円(税抜き)と割と高価です。
高価ですが、その値段に見合った効果はあると思います。
あと、これは冬コミの時に「南鎌倉高校女子自転車部」の松本先生と話してて教えてもらったことなのですが、メリノウールなので防虫をしっかりしないと虫食いが発生するそうです。
冬場だけ使うソックスなので、保管はしっかりやらないと来シーズンまた買い直す羽目になりそうなので、ここは要注意です。
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1回分使い切り洗剤(ナノックス)
荷物を劇的に減らす切り札!
4泊5日のホテル泊で、着替えが2着分。
えっ!?一度着た下着を着回すの!?と思った方もいらっしゃるかもしれません。
でも、そうじゃないんです。
僕は、一度ホテルで洗濯をするんです。
そのための洗剤は事前に購入して持ち込みます。
それがこの1回分使い切り洗剤です。
僕はこのライオンのナノックスを使ってます。
他にも、
このように花王のアタックも使い切り洗剤をコンビニ等で購入することができます。
コインランドリーだと洗剤を自動投入するものが多いですが、ビジネスホテルの洗濯機は安い代わりに洗剤を自分で買って投入するところが多いので、事前に調達して持参します。
パック一つ持って行けばいいだけなので小さく軽く済みます。
たとえば、仕分けケースの中に入れておいても邪魔になりません。
洗濯のタイミングは?
2着目の下着を着終わるタイミングで洗濯します。
つまり、チェックイン時に着ている下着をA、仕分けケースの中の下着をB・Cとすると、
チェックイン 着用中A、未使用B・C
↓
1日目夜~2日目昼 着用中B、未使用C、使用済A
↓
2日目夜~3日目昼 着用中C、使用済A・B←ここのタイミングで洗濯!
↓
3日目夜~4日目朝 着用中A、洗濯済B、使用済C
↓
4日目夜~チェックアウト 着用中B、使用済C・A
こんな感じです。
だいたい僕は3日目にホテルに帰ってきた際にすぐにホテルの洗濯機に放り込んで洗濯します。
あとは乾燥機に入れるなり部屋のハンガーに吊して乾かすなりしています。
僕は化繊のウェアも平気で乾燥機に入れてしまいますが、不安な人は部屋干しがいいかと思います。
また、ホテルに洗濯機がない場合は、僕は部屋の洗面台や浴槽で手洗いします。
これでも普通に翌日着られるレベルに洗うことができます。
滞在中に洗濯を適宜行うことで、持って行く衣類の量を劇的に減らすことができます。
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折りたたみハンガー
プラス1の余裕
これはホテル泊であれば必ずしも必要ではないのですが、僕は毎回折りたたみハンガーを1つだけ持ち込んでいます。
折り畳むとこんなフォルムなのですが、
広げるとこんな感じ。
しっかりアウターも干せるだけの重量は耐えられます。
ビジネスホテルの部屋のクローゼットには当然ながらハンガーが3個程度は備え付けられていると思いますが、ここで1つ余分に持ち込むことで余裕が生まれます。
僕が泊まったビジネスホテルでは、ハンガーが1つの部屋に3個あります。
冬はダウンコートを羽織りますので、ダウンコートとアウター上下で既にハンガーを3個使ってしまいます。
ここに更にもう1つハンガーで掛けられる余裕が生まれるのです。
僕はこの折りたたみハンガーに掛けるのはナイロンタオルと決めています。
ホテルにはバスタオルとフェイスタオルはアメニティで備え付けられていますが、ナイロンタオルはありません。
ですので僕はお風呂用セットの中にナイロンタオルを常備しています。
そのナイロンタオルを乾かすのに、この折りたたみハンガーを活用しているのです。
折りたたみハンガーが絶大な効果を発揮するのはネカフェ等で仮眠するとき
さて、余裕を持つための道具なら本来不要ではないかという人も多いかと思います。
この折りたたみハンガーが本当に役立つのは、実はホテル泊ではなくネカフェ等での仮眠なのです。
現地でホテルの予約が取れず、ネカフェで仮眠をとらざるを得ないこともあります。
気の利いたネカフェならハンガーが用意されていますが、ない場所も多いですし、あったとしても1個だけとか最低限の場合がほとんどです。
上着を掛けてしまえばもう終わりです。
そんなときにもう1個ハンガーがあると楽だなあと思いませんか?
シャワーを浴びた後のタオルを干したりできますし、スラックスをしわにならずに保管することもできます。
ですので、僕は旅用バッグのみならず通常の仕事バッグ(僕はプライベートも兼用で使ってます)にも必ず折り畳みハンガーを1つ入れることにしています。
いついかなる場合にも対応できるように。
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番外編 無印良品 ポータブルアロマディフューザー
アロマでリラックス…うん、まあ確かに香りは感じたかな。
最後に、番外編。
今回、無印良品のポータブルアロマディフューザーがホテル泊に役立つかどうかをテストしてみました。
使用するアロマオイルはグレープフルーツ。
このアロマディフューザーは、水を使わず小さいファンを内蔵の充電池で回し、香りを拡散するものです。
実際に使ってみましたが、「うん?グレープフルーツの柑橘系の香りが微かにあるかな?」と言う程度で、シャワーのようなアロマの爽快感が得られたかというと、残念ながら。
拡散力に乏しく、アロマディフューザーの近くで何となく感じる程度でした。
ディフューザーに通常の倍くらい、10滴ぐらいアロマオイルを垂らしてみましたが、あまり効果は変わりませんでした。
次回は持ち込むかな…?どうかな?
グレープフルーツのアロマオイルが悪いのかな?
もっと安らぎ感のあるオイルだともう少し違うのかな?と思いつつ、違うオイルで試してみるか、もうこれっきりかはまだわかりません。
これがポータブルの限界かな?とも思いますし。
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旅の荷物は少なくシンプルに!
旅の基本はこれに尽きます。
今回はコミケ参加のためのホテル滞在ではありましたが、旅行でも同じことです。
せっかく楽しいイベントの参加や旅なのに、その場所への行き来で負担を覚えてモチベーションを失ってしまっては元も子もありません。
「楽しいことを楽しいと感じる」ために、余計な負担は軽減して、楽しいことに集中できる環境を作るのが一番です。
そのために荷物は少なくシンプルに。
必要なものだけバッグに詰めて、それ以外はそれが必要とならないように。
イベントにしても旅行にしても、最大限楽しむための下準備は忘れずにやりましょう。
それでは。
コミックマーケットや同人イベント関係のまとめ
もう10年以上イベントに参加している僕が思ったイベントの話や、これがあったお陰で助かった!と思えたアイテムの話などをまとめています。