冬コミお疲れ様でした&あけましておめでとうございます。
三が日結構寝てました。
石谷玲( @R_I )です。
あけましておめでとうございます。
冬コミ参戦されていた皆様、お疲れ様でした。
今年も、面白いもの色々見つけてご紹介していきたいと思います。
さてね、いきなりなんですが、僕はこんなのを持ってます。
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PBスイスツールズ社のPBバイクツールセット。
自転車のメンテナンス用に購入してました。
ブロンプトンだとブロンプトンツールキットがあるので、サブ扱い(ブロンプトンツールキットはラチェットが使いやすくて)。
ロードではこれをトップチューブバッグに仕込んでました。
これの良さはこの後書くとして、実はこれ、困ったことがひとつあったんです。
その困ったことが買ってから数年後、この前の冬コミで突然に解消されたかも知れないというお話。
この記事の結論は・・・
- ゆるふわーくすさんのPBビットアダプター用ホルダーはツールの小型化軽量化が可能
- PBバイクツールセットは汎用の他社ビットを収納できない
- PBビットアダプター用ホルダーは汎用の他社ビットを収納できるので、安価に自分だけのPBバイクツールセットを構築可能
詳細はこの下の記事を見てね
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PBバイクツールセットとは
構成
まず、このPBバイクツールセットについて簡単にご紹介。
このフォルムの中にこれだけのツールが内蔵されています。
- 5mm六角レンチ
- 2mm六角ビット
- 2.5mm六角ビット
- 3mm六角ビット
- 4mm六角ビット
- 6mm六角ビット
- T25トルクスレンチビット
- PH2(プラスドライバー)ビット
- 0.8×5.5マイナスドライバービット
- PBビットアダプター
- タイヤレバー×2
六角レンチをはじめとして結構豊富な種類の工具が使えるツールです。
ロードバイクだと六角レンチの出番が多いのでこれだけ種類があると助かります。
ですが、5mm六角レンチの他は全部ビットです。
先っちょだけです。
これをどう使うかというと、
こうやって、5mm六角レンチの先にPBビットアダプターをくっつけて、さらにその先にビットをくっつけて作業します。
このスタイルだと奥まったところにもしっかりと届いてねじを回せます。
このスタイルにすると、テコの原理でトルクをしっかりとかけられます。
このPBビットアダプター、結構強いマグネットが内蔵されていて、しっかりと六角レンチとビットがくっついて作業中離れたりしません。
なので、このPBバイクツールセットの作業性は非常に高いんですね。
要はPBビットアダプター
上の写真を見て何となくお分かりの方もいらっしゃると思いますが、PBビットアダプター以外のパーツは汎用性があり、他社製品でも代用可能。
本来であれば。
このPBバイクツールセットのキモは、まさにPBビットアダプター。
これなのです。
ゆるふわーくすさんのPBビットアダプター用ホルダー
先日の冬コミで入手
2018年の冬コミ、前回まで僕がサークル参加していたコミケに、今年は一般参加してきました。
いつものように自転車ジャンルのスペースに遊びに行った際に、サークル「KOMONOKE」にて委託販売されていた、それに目が止まりました。
ゆるふわーくすさんの、PBビットアダプター用ホルダー。
ちなみにゆるふわーくすさんはBoothにて通販サイト開設されています。
またAmazon.co.jpでも他のアタッチメント等とともに販売されています。
PBビットアダプター用ホルダーとはこういうモノ
このような形状の樹脂のパーツで、5mm六角レンチと、PBビットアダプターと、任意のビットを6個収納できるホルダーです。
結構タイトにビットをホールドしてくれます。
僕はこれを見つけた当初、「タイヤレバーは別で使いやすい物を携行しているし、ケースが必要なわけじゃないので、このホルダーを使えば小型化軽量化できるかな」という印象でした。
その効果を見込んで1つ購入させてもらいました。
帰ってきてからPBバイクツールセットの各パーツを装着してみた際に、昔PBバイクツールセットを購入した時に感じた「ダメな点」を思い出し、それが解決できることを直感。
実際にやってみたら成功したのです。
このPBビットアダプター用ホルダー、とても素敵なツールになりました。
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何故このPBビットアダプター用ホルダーが素敵か?
PBバイクツールセットの「ダメな点」
先ほども書きましたが、PBバイクツールセットのキモはPBビットアダプターです。
つまり、これさえ入手してしまえば後は汎用品で事足りるはずなのです。
ところが、実際にはそれができなかったのです。
右の黒いビットは、僕が10年以上前にお仕事で使っていた工具のビット。
これをラチェットに装着して、展示会等で当時僕が扱っていた装置の現調作業をやっていました。
当然規格が合致していればPBバイクツールセットでも使えるはずです。
実際にこのビットをPBビットアダプターに装着して使うことは可能です。
じゃあ何ができなかったのか。
ケースに収納するとこうなるのです。
六角レンチが収納できません。
何故こうなるのかは次の章で。
PBスイスツールズ社のビットと他の会社のビットとは何が違うのか?
なんで他の会社のビットをケースに入れて収納できないのか。
それはビットに秘密があります。
下はPBスイスツールズ社のビット。
上は先ほどのお仕事で使っていたビット。
そうです、長さが違うんです。
PBスイスツールズ社のビットは他の会社のビットよりも短めに作られているんです。
だから、ケースに他の会社のビットを収納すると出っ張ってしまい、六角レンチが収納できなくなってしまうのです。
つまり、PBバイクツールセットのビットをカスタマイズしようとすると、他の会社のビットはケースに受け入れることができず、PBスイスツールズ社のビットを買わないといけないのです。
ここでPBスイスツールズ社のビットの値段を見てみましょう。
PB SWISS TOOLS C6-190-1 (PH) プラスビット(ショート)
- 出版社/メーカー: PB SWISS TOOLS
- メディア: Tools & Hardware
- この商品を含むブログを見る
高っ!
こういう仕掛けでPBスイスツールズ社は自社のビットの囲い込みをやっていたんですね。
頭良いというか何というか。
他の会社のビットが収納できる
さて、話を戻して、PBビットアダプター用ホルダー。
このホルダー、ビットの長さは関係なく装着可能に見えます。
と言うことは、他社のビットも使える!
実際に装着してみた写真がこちら。
逆さにしても外れません。
両頭ビットも全く問題無くホールドしてくれます。
結構タイトな作りになっているのが奏功しているようです。
これができるってことは、PBビットアダプターさえ準備できれば、あとは5mmの六角レンチと任意のビットを自分で購入してホルダーに装着してしまえば、お手製PBバイクツールセットが完成するということですね。
ちなみにPBビットアダプター単品はAmazonで販売されています。
PB SWISS TOOLS 470M バイクツール用ビットホルダー(ビットアダプター)
- 出版社/メーカー: PB SWISS TOOLS
- メディア: Tools & Hardware
- この商品を含むブログを見る
あとは自分の好きなものを買い揃えれば良いだけです。
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汎用品が使えないデメリットが無くなって安価にPBバイクツールセットを構築だ!
PBビットアダプター用ホルダー、最初は小型化軽量化のためのツールだと思っていたのですが、実際にはそれに加えて汎用的なビットや六角レンチを使えるようにするナイスでジョリーグッドなアイテムだったと言うことが分かりました。
そもそも、ゆるふわーくすさんのツイッターでちゃんとこういうことを明言していました。
PB スイスツール 470M ビットアダプター用ホルダーを作りました。
— ゆるふわーくす@コミケ3日目西あ14b委託 (@yurufu_works) 2018年12月29日
PBのバイクツールセットまるごとだと高額ですが、ビットアダプター単品(https://t.co/0s2xb8NOD8 )なら1kほどで購入出来ますので、必要なビットのみ用意して使います。
携帯工具の軽量化にお勧めです。
コミケにて先行販売します。 pic.twitter.com/vAS9NLHC9S
このメリットは、PBバイクツールセットでは汎用的なビットを収納できないということが理解できるとさらに魅力的に感じることだと思います。
僕は、六角ビットの種類を絞り、トルクスも外して自分セレクトのビットだけをPBビットアダプター用ホルダーに装着して携行しようかと思います。
メーカー品ではないので勝手に紹介記事を書いてしまって大丈夫なのかという心配もありますが(汗)取り急ぎ新年早々これは使える!と思ったアイテムだったので、こういう形でご紹介させて頂きました。
それでは。