皆さんはコミケに参加する際、何処に泊まりますか?
僕、石谷玲( @R_I )は1998年の夏コミ(コミックマーケット54)から、1回も欠かさずにコミックマーケットに参加してきました。
そんな僕は、最初の10年くらいは色んな場所に宿を取って参加してきましたが、ここ10年くらいは茅場町と門前仲町に拠点を置いていますが、不満をあまり感じていません。
今回は、今までどの辺に宿を取って、どんな不満を抱き、それが茅場町と門前仲町に拠点を移したことで、どう解消されたかをまとめてみたいと思います。
茅場町・門前仲町エリアの利点は、
・安い
・京葉線の駅へ容易に歩いて行ける
・東京ビッグサイト急行バスがある(門前仲町)
・飲食店が豊富
・都内の各エリアへの移動が容易
- 皆さんはコミケに参加する際、何処に泊まりますか?
- 今までの宿泊場所の変遷
- 茅場町・門前仲町エリアの利点
- 茅場町・門前仲町で僕が実際に利用している(していた)ホテル
- 快適にコミケや東京の夜を楽しむために、拠点はしっかりと選ぼう!
- コミックマーケットや同人イベント関係のまとめ
今までの宿泊場所の変遷
最初は千葉の内房線沿線
僕は出身が九州の福岡ですが、千葉県の内房線沿線に父親が住んでいるので、帰省も含めて父親宅をコミケの拠点にしていました。
お金のない大学生でしたし。
デメリットは明確で、
- 遠い(父親宅を出てから会場の東京ビッグサイトに着くまで4時間くらいかかる)
- 辺鄙(最寄りの駅までのバスや内房線のダイヤが少ない)
宿泊代がタダになる代わりに行き帰りの交通費と移動時間、労力が膨大になりました。
その次は千葉みなと
その後、父親宅と会場へのアクセスが容易な場所として千葉みなとに宿を取りました。
具体的には、東横イン千葉みなと。
ここはなかなか地理的にも都合良く、安くて良いホテルだったんですが、
- コミケ時期はなかなか予約取れなかった(今は分かりませんが)
- 蘇我からの京葉線が激混み
こんな理由で不満はありました。
そのまた次に浜松町
その後、大学のサークルの友人や後輩と一緒に集団でコミケに行くようになりました。
その時に宿泊したのが浜松町近辺。
例えば、
芝公園の近くの東京グランドホテル。
会場へ行くのも東京モノレール→天王洲アイル駅→りんかい線で行けるし、帰りは水上バスで日の出桟橋まで出れば歩いて帰れるなど、立地面でのメリットの大きい拠点でした。
秋葉原に遊びに行くのも楽だしね。
デメリットはもうこれだけ。
- 高い(僕が利用してた頃で一泊8,000円台が最低ライン)
当時大学生だった僕には年2回の贅沢と言い聞かせて利用してました。
ざっと調べてみましたが、今だと10,000円くらいが相場のようですね。
湯島と上野にも滞在経験あり
その後、集団で泊まるのにもっと安い宿がないかと探し、湯島のホテル江戸屋と上野のホテル小松にも宿泊しました。
ホテル小松は閉館しちゃったようですね。
どちらも安くて良いお宿でしたが、一人で泊まるにはちょっと…と言うところでした。
まあホテル小松は文字通りの合宿場みたいなところでしたしね。
そんなこんなで茅場町・門前仲町エリアへ
コミケでの行動が集団行動から単独行動に戻り、僕自身色々ホテルを探しましたが、値段と会場へのアクセス、周辺の飲食店などの条件を加味して総合的に一番良いと結論を下した場所が、今僕が滞在している門前仲町や茅場町のエリアだったのです。
茅場町・門前仲町エリアの利点
最初に茅場町や門前仲町のメリットというか結論を書いておくと、以下の通りです。
安い
茅場町は東京駅近郊のオフィス街なので、盆と正月は企業がお休みに入るので人が閑散とし、ビジネスホテルの需要も少なくなります。
このため、この辺のビジネスホテルはこの時期の宿泊料金は低く抑えられるのが一般的です。
東京駅まで2,3km圏内とは思えないほど安く泊まることもこの時期なら可能です。
ただし、最近は外国人旅行客がそのことに着目し、レジャーに利用し始めたこと、また、そのレジャー用途に改装するホテルが出始めたことで、一時期ほどは安くなくなってしまいました。
それでも他のエリアのホテルに比べたら利用しやすいのではないでしょうか。
京葉線の駅へ容易に歩いて行ける
コミケの拠点として使うには、会場へのアクセスが容易な場所を押さえるのが基本です。
そうなると、会場に直接行ける交通機関のゆりかもめとりんかい線、その沿線と、それらへの乗り換えが可能な路線沿線を選択するのが賢明です。
具体的には京葉線、京浜東北線、埼京線辺りでしょうか。
茅場町や門前仲町にはそれらの駅はありませんが、京葉線の駅には少し歩けば容易に到着することができます。
茅場町はJR八丁堀駅に、門前仲町はJR越中島駅へのアクセスが容易です。
京葉線は新木場駅でりんかい線に乗り換え可能で、なおかつりんかい線の新木場駅の始発時間より先に京葉線で新木場駅に到達可能です。,
そのため、始発電車で会場入りしたい参加者にも京葉線沿線のホテルは人気ですが、茅場町や門前仲町を拠点として選択するのもアリかと思います。
東京ビッグサイト急行バスがある(門前仲町)
始発で会場入りしなくていい場合は門前仲町から東京ビッグサイト急行バスが出ています。
停車する停留場は豊洲駅前のみ。
朝一で会場を回る必要がないならこのバスを使うのが吉です。
飲食店が豊富
茅場町は元々オフィス街ですし、門前仲町は富岡八幡宮や深川不動尊がある関係で、飲食店が多く、夕飯や打ち上げにも困りません(ただし茅場町は会社がお休みの期間は休業するお店もあります)。
個人的に門前仲町は面白いお店が多いなあと感じてます。
都内の各エリアへの移動が容易
茅場町は東京メトロ東西線と日比谷線、門前仲町は東京メトロ東西線と都営大江戸線に接続し、また東西南北にバス網も整備されているため、都内の何処に行くにも便利なエリアです。
茅場町からなら日比谷線を使うと秋葉原までノンストップで出られます。
茅場町・門前仲町で僕が実際に利用している(していた)ホテル
スマイルホテル東京日本橋
(僕が泊まっていた当時は)安くて部屋が綺麗で茅場町駅や八丁堀駅からのアクセスも良いお宿でした。
チェックアウト時間が11:00なのものんびりできて魅力的。
ここも次のヴィラフォンテーヌ茅場町もそうですが、茅場町よりも門前仲町の方が便利に思えてきたのと、外国人旅行客の増加と僕らみたいなコミケ客が増えたことで、宿泊料金が高くなってしまいました。
ホテルヴィラフォンテーヌ東京茅場町
茅場町駅から霊岸橋を渡った先の新川一丁目交差点の角にある大きなホテルです。
正規料金は割と高いのですが、コミケ時期はビックリするほど安い値段で泊まれました。
鍵がカードキーでブルジョア気分に浸っていたのを思い出しました。
別館もあり、別館には当時マッサージ機付きの部屋もありました(この部屋も安かった)。
スマイルホテルと同じく、11:00チェックアウト。
ここのマイナスポイントはスマイルホテルの項に書いたことの他に、朝食がかなり簡素で、外に食べに行った方がマシだと毎回感じていたことです。
パールホテル茅場町
茅場町でかなりお安く泊まれるホテルです。
場所も上のヴィラフォンテーヌ茅場町のほぼ斜め向かいなので地理的条件はほぼ同じ。
ここのマイナスポイントは、泊まっていた当時、建物というか部屋の老朽化が進んでいたこととバスタブが小さく、あまり寛げなかったこと。
そういうところに目を瞑れるならかなり良いチョイスになると思います。
東急ステイ門前仲町
富岡八幡宮至近に建つホテルです。
コンビニ、ドラッグストア、飲食店、飲み屋、どれも近くにあり、立地条件は最高です。
こちらもチェックアウト時間も11:00でのんびりできます。
単身のビジネスマン向けのビジネスホテルでしたが、2013年に改装して部屋を広くしたりファミリー向けの部屋を増やした結果、宿泊料金が高くなってしまい、それ以降は利用していません。
東横イン門前仲町永代橋
今の定宿になっているのが東横イン門前仲町永代橋です。
やや門前仲町の駅やバス停から離れていますが、周囲にコンビニも多く、使いやすいホテルだと思います。
朝食の味噌汁は野菜たっぷりで美味しいのが地味に好きなポイント。
マイナスポイントを挙げると、ホテル前の路地は一方通行であること。
車やタクシーを使用してホテルを目指す際は注意、永代通り側からは入れません。
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快適にコミケや東京の夜を楽しむために、拠点はしっかりと選ぼう!
今回、僕はコミケの拠点には茅場町や門前仲町が良いよ!ということを、僕の経験を基にしたチョイスとして語りました。
ですが、当然その人の事情によって求められる「拠点」は大きく変わると思います。
毎日始発で会場入りしたい人には、ホテルの朝食のお味噌汁が美味しいよ!と言っても食べられない訳ですし。
僕のような環境を拠点に求めたい方は、僕の記事を参考にホテルを選んでみて下さい。
そうじゃない人は、本当に今の拠点が自分の求める条件に合致しているか、今一度考えてみてはいかがでしょうか。
宿泊料金、会場へのアクセス、立地、アメニティ、朝食等々色んな条件があると思います。
次の冬コミまであと4ヶ月を切ったタイミングなので、そろそろ考えてもいい時期だと思います。
他の参加者が動き出して、泊まりたいホテルの予約が埋まってしまう前に、どうぞ。
それでは。
コミックマーケットや同人イベント関係のまとめ
もう10年以上イベントに参加している僕が思ったイベントの話や、これがあったお陰で助かった!と思えたアイテムの話などをまとめています。