夏コミを快適に過ごすアイテムご紹介します。
僕、石谷玲( @R_I )は、コミックマーケット96(C96、以降夏コミ)に8/9~8/12の4日間、一般参加してました。
そんな僕は、毎年夏と冬に参戦しているコミックマーケット(以降コミケ)に向けて、コミケ会場や宿泊で使えるアイテムを求めて東急ハンズや雑貨店、キャンプ用品店などを巡り購入し、コミケで実戦投入して有効性を見極めるってのを毎回やってます。
今回の夏コミでも幾つかのアイテムを実際に使って試してみました。
その中から「これは使える!」と思ったモノをピックアップして5つご紹介したいと思います。
中には、「えっ、今更かよ!」と思われるモノもあるかも知れません。
ご容赦頂けたら幸いです。
また、商品紹介ページへのリンクを各項目に用意しましたので、興味を持ったアイテムは是非チェックしてみて下さい。
それぞれのアイテムのメリットを簡単に言うと、こんな感じ。
ネッククーラーminiは首筋を物理的に冷やせて効果大!
500円玉コインシリンダーは非常に素早くお目当ての枚数の500円玉を取り出せて快適かつ便利!
BLUEFEELはこんなにコンパクトなのに風量凄い!
SITPACKは会場内外での機動力向上に貢献!
Xperia Ear Duoは周囲の音を聞き逃さずにハンズフリー通話可能!
- 夏コミを快適に過ごすアイテムご紹介します。
- サンコー ネッククーラーmini
- 星屑Works 500円玉コインシリンダー
- BLUEFEEL
- SITPACK
- ソニー Xperia Ear Duo(XEA20)
- 場を快適に過ごせると、判断力も鈍らない
- コミックマーケットや同人イベント関係のまとめ
サンコー ネッククーラーmini
ネッククーラーminiとは
秋葉原の面白いUSBグッズ等を開発販売しているサンコーが発売している、ヘッドホンみたいに首に掛けて、ペルチェ素子で首筋を冷却するアイテム。
ネックバンドが可変式で広がるのと、首の後ろが当たる部分に2種類のスペーサーが取り付けられるので、どんな首回りの人でもフィットできる構造。
バッテリーは内蔵せず、モバイルバッテリーを別途用意する必要あり。
ネッククーラーmini導入のねらい
コミケ会場のような高温多湿な場では気化熱による身体の冷却が期待できません(以前酷暑アイテムとして吸水ポリマーのネッカチーフが流行りましたが、コミケ会場では全く役に立たなかった)。
このことから、ヒヤロンのように物理的に冷却するアイテムがあった方が快適に動けると思い、購入。
ネッククーラーminiを実際に夏コミで使ってみて
会場の東京ビッグサイトに到着して入場待機列で、また入場してからも帰りのゆりかもめに乗るまでは継続使用しました。
叩いた直後のヒヤロンとまではいきませんが、叩いてちょっと時間が経ったヒヤロンレベルの冷たさは安定して維持してくれました。
太い血管に近い部分を冷やすので効率的に身体を冷却できるという理屈はある程度納得できました。
バッテリーも10000mAhのモバイルバッテリーを使用しましたが、4時間程度であれば半分も消化しませんでした。
ペルチェ素子の排熱のためのモーター音は確かにあります(しかも耳元)が、コミケ会場の雑音の中であれば全く気になりません。
少なくとも、コミケでの酷暑アイテムの中では効果をしっかりと感じられるアイテムのひとつだと思います。
星屑Works 500円玉コインシリンダー
500円玉コインシリンダーとは
今回のコミケにもサークル参加している星屑Worksさんが作成しているアルミ製のコインシリンダー。
500円玉用35枚モデルと70枚モデル、100円玉用35枚モデルあり。
500円玉コインシリンダー導入のねらい
前回の2018年冬コミで偶然サークルを見つけ、500円玉用70枚モデルを購入。
コミケ会場では500円玉が一番使いやすいと考えているため、効率的な500円玉の取り回しを模索する上で、500円玉用70枚モデルを今回初めて実戦投入。
500円玉コインシリンダーを実際に夏コミで使ってみて
非常に素早くお目当ての枚数の500円玉を取り出せて快適かつ便利でした。
財布の中の紙幣から必要な枚数の1000円札を数えて取り出すよりも遥かに楽。
100円単位の本を買う際でも、お釣りは必ず100円硬貨4枚以内に収まりますし、お釣りはポケットや小さいポーチに仕舞っておけば後で整理できます(次に100円単位の本を買う時はこちらから100円玉を取り出すこともできます)。
今回の夏コミのMVP的なアイテムでもあります。
デメリットは以下の2点。
- 割と重い
- 70枚モデルは大きく邪魔になる
このため、後で気付きましたが、500円玉70枚モデルよりも500円玉35枚モデル×2の方が取り回しは楽になります。
今回の夏コミで500円玉35枚モデルを買い増ししましたが、もう1本買っておけばよかったと後悔。
上記の通販サイトBoothで買うかどうかを現在検討中です。
あとデメリットとまでは言わないけど、ストッパーのピンは刺す時が邪魔だった(ので使わなくなった)ことと、窓から残り枚数が分かるというのは僕は効果を感じませんでした。
BLUEFEEL
BLUEFEELとは
BLUEFEELは、半径6cmという超小型ヘッドのハンディファン(扇風機)。
こんなに小さい羽根の扇風機ながら、ドローン用のモーターを内蔵しパワフルな風力を実現。
風量は4段階。
昨年2018年夏にクラウドファンディングで入手しましたが、現在は更に急速充電や軽量化を実現したBLUEFEEL PROが販売中。
BLUEFEEL導入のねらい
夏コミで携行する荷物をサコッシュ1つに収めたかったため、小さくて風力十分なハンディファンを選択。
ただ、実は昨年も使用し、ハンディファンは過信するな!という記事も書きました。
そのためネッククーラーminiを導入するに至ったのですが、このBLUEFEELも予備として持っていくことにしました。
BLUEFEELを実際に夏コミで使ってみて
サコッシュのみならずポケットにも収まる小ささで、荷物の小型化に大きく貢献。
風量は一番強い風量のみ、あまり長時間連続使用せず、屋内の列待機中や休憩中等に断続的に1分程度ずつ使用。
風量は十分で、風が弱い等の印象は全くなし。
デメリットはモーター音。
一番強い風量の時のモーター音は割と大きく甲高いです。
ネッククーラーminiよりもこっちのモーター音の方が気になりました。
ネッククーラーminiを併用せずBLUEFEELを連続して使用した場合、もう少し不快感が残った可能性はありますが、この小ささと風量は現在販売されているハンディファンの中では極めて魅力的だと思います。
SITPACK
SITPACKとは
SITPACKは一本足のコンパクトチェア。
畳むと500mlのジュース缶程度の大きさに収まります。
現在、このSITPACKの後継モデルがクラウドファンディング中です。
SITPACK導入のねらい
入場待機列や会場への往き来の公共交通機関の乗車待ちなどに使ってみようと思い、購入。
畳むと小さくなるため、サイクルジャージのバックポケットに入ることを期待。
また、上記のクラウドファンディングのSITPACK ZENへ支援するかどうかを見定める意味もあり、現行モデルのSITPACKを入手して夏コミで使ってみることにしました。
SITPACKを実際に夏コミで使ってみて
バスを待つ時、会場内でいったん休憩する時などに非常に役立ちました。
会場内は座り込み禁止なのですが、どうしても小休憩を取りたい時が必ずあります。
その時に会場の端の邪魔にならないところでSITPACKを開いて足を伸ばし、お尻を座面に乗せて体重をSITPACKに少し預けます。
SITPACK自体が一本足で、自分の脚でバランスと体重を預ける度合いを調整しないといけないので、脚を完全にフリーになることはできないのですが、それでもSITPACKに寄りかかる感覚で座ると身体が楽になります。
次のお目当てのサークルに向かったり、時にはスタッフさんに立ち退くように言われることもありますが、その時はすぐにSITPACKを持ってクイッと捻るだけで畳むことができます。
そしてサイクルジャージのバックポケットにサッと挿して終了。
会場内外での機動力がSITPACKによって高まった感があります。
これのクラウドファンディングが募集元の不手際で大ブーイングを浴びたのを目にしていますが、プロダクト自体は割と悪くないなと実感しました。
ソニー Xperia Ear Duo(XEA20)
Xperia Ear Duoとは
カナル式完全ワイヤレスイヤホンが多い中、唯一の耳孔を塞がない完全ワイヤレスイヤホン。
周囲の音を逃さず音楽も聴け、ハンズフリー通話も可能。
専用アプリ導入でアシスタント機能等を使用可能(ただし機種によっては使用不可)。
Xperia Ear Duo導入のねらい
AppleのAirPodsをずっと使い続けてきましたが、密閉しないまでも耳を塞ぐAirPodsですら長時間の装着が不快で、周囲の声を聞き取れないため、Xperia Ear Duoを導入。
僕自身は音楽を常時聴く習慣はあまりないのですが、ハンズフリー通話の手段として、かつコミケではスタッフやサークルの声を聞き逃すと取り返しの付かない失敗に繋がる可能性があるため周囲の声を聞き取れることを期待。
Xperia Ear Duoを実際に夏コミで使ってみて
ネッククーラーminiの時の写真と同じですが、耳に付けているのがXperia Ear Duo。
装着感は上々で、耳孔を塞がない効果は覿面。
会場に向かうバスで、前乗り前払いのためSuicaをタッチした際に巧く通信できずエラーになった時に、気付かず席に座ろうとする僕を運転手が呼び止める声(マイク通さず地声)がしっかりと聞き取れたことで効果を痛感。
ハンズフリーも問題なし。
デメリットは以下3点。
- マルチペアリング不可
- タッチが効きづらいため何度かタッチしないといけないことが多い
- 僕の持ってるHUAWEI P10 Plusだとアシスタント機能等専用アプリを使用するサービスは全て不可
複数のスマホを1つのイヤホンでハンズフリー通話したい人には不向き。
あと、専用アプリを使うサービスについては対応機種を事前にネットで調べましょう。
僕は専用アプリを使うサービスは諦めました(笑)。
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場を快適に過ごせると、判断力も鈍らない
夏コミでは、何を差し置いても暑さ対策が持っていくアイテムの選択基準になります。
また、コミケでは動き続けることによる疲労対策も必要です。
これらをしっかり対策し、コミケを快適に過ごせるようになることで、判断力を鈍らせずにキープすることが可能になります。
判断力が鈍ると、お目当てのサークルが何処にあるか分からなくなってしまったり、何を買い何を買わないのか、どのサークルをどの順番で回るかなどの判断を誤らせてしまいます。
コミケの場は一期一会。
ひとつの判断ミスで出会いのチャンスを永遠に失ってしまうこともあります。
そんなことにならないために、事前に色んな情報を入手して万全の準備を。
僕のブログがその一助になったなら、僕は嬉しいです。
それでは。
コミックマーケットや同人イベント関係のまとめ
もう10年以上イベントに参加している僕が思ったイベントの話や、これがあったお陰で助かった!と思えたアイテムの話などをまとめています。