架空自転車旅行社「ひとつな」

本業会社員の兼業ブロガーです。興味を持っていることは、キャッシュレスな生活、旅、デジタルガジェット、グルメ、自転車(折りたたみ自転車、ロードバイク)、ライフスタイル(VAPE、文房具など)など。このブログはそんな多趣味なアラフォーの僕、石谷玲(いしやれい)が運営する『じぶんメディア』として、興味を持っている物全てに対して実際に体験したことを全方位で情報発信していく超・雑記ブログです。

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けものフレンズ×東京フィルハーモニー交響楽団「もりのおんがくかい」行ってきました!

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興奮がまだ冷めやりません!

いやあ、凄かった。幸せな空間がそこにありましたね。あそこに居た人はみんなフレンズだったと思います。東京フィルハーモニー交響楽団も指揮者も三味線奏者も観客も、みんな。

場所は東京オペラシティコンサートホール

新宿駅から結構歩きました。履き慣れてないSUICOKEのサンダルを履いて歩いたのでまめができてしまいました。新宿駅甲州街道改札から歩くこと1.7km、ようやく着いた東京オペラシティコンサートホール!

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グッズは今回あまり買ってません

入ってすぐ右手にグッズ売り場が。

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今回は買わなくても良いかなあと思ったけど、ご祝儀の意味も込めて会場限定3Dポスターと不織布トートとあとかばんちゃんのピンバッジを購入。クリアボトルとかどんな物か分からなかったので買ってません。でもこういうの後で後悔するんだよな。まあいいか。

と言うわけで昼の部夜の部両方聴いてきました!

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帰宅中の電車の中とかでツイッターで「#もりのおんがくかい」で皆さんの感想を見てるんですが、みんな素晴らしいという声ばかりで、あの時を共有できた人間の一人として凄く嬉しくなりました。本当にこれだよね。

入場直後に渡されたパンフレットはこんな感じ。

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左の列終了後に15分の休憩があります。この休憩前の前半で個人的に良かったのが3-4動物紹介(しんざきおにいさんのテーマ)の最後のジャッジャッジャン!という部分にオオッ!ときたのと、あと、最後のM-4のパートのこうざんちほーのスペクタクルなBGMからのジャパリパーク。このコンボが凄すぎて、つい「早起き」してしまって(ウルッときてしまって)。このようこそジャパリパークへ、サビ前のわんつーすりー!の時に指揮者の竹本さんが左手で1,2,3と指でカウントアップしているのが見えて嬉しくなりました。

後半は怒濤のエモーショナルなBGMのラッシュ。いきなりトップバッターからセルリアンです。個人的にこのテクノサウンドバリバリな曲を交響楽団がどう演奏するのか注目してましたが、凄い格好良く、そしてドキドキしながら不安に苛まれながら見ていたあの頃を思い出させてくれる出来に仕上がっていました。それにしてもこの曲はハイカロリー。このパート一曲だけで構成されるのもよく分かります。この曲だけでも聴く価値はあると思います。次のパートM-6の6-2はアラフェネのパートですね。この曲は前半のスローテンポの暗闇を歩くような曲調から後半の疾走感あるポップな曲調に変わる物なんですが、この曲も良かったですね。で、次のパートは問題作品2つが同じパートに入ってます(笑)。○フォー○フター的な「お家ができた!」と○分クッキング的な「けもの達のクッキング」ですね。演奏してくれて有り難うございます。練習時も結構突っ込みが入ったんじゃなかろうか(笑)。次のM-8は「ろっじ」の回ですね。急に「デデデデデン!」と入る「けものおばけ」はどきっとしました。

次はこれまた一曲で構成されるパートで、曲はへいげんちほーのライオンとヘラジカとの合戦で使われた和風な曲なのですが、これもセルリアンとともに興味を持っていた曲でした。この三味線や尺八?の曲をどうやって交響楽団スタイルに落とし込むんだろう、と。そしたら、指揮者の竹本さんが呼び込みました。三味線奏者の伊藤ケイスケさんを。この曲もセルリアンと同じくらいカロリー高かったですね。すごく燃えた。テンションも興奮度も最高潮に達しました。へいげんちほーの回は個人的にはそれほど気に入っているわけでも無くてそこまでリピートして観ようと思っていなかったのですが、これ聴いてもう一度観たいと思ってしまいました。伊藤さんの弾く三味線がすっごい格好良かったです。

M-10がこれまた大変なパートなのですが、要は11話12話なんです。10-1は黒セルリアンと対峙するフレンズ、そして飲み込まれたかばんちゃんを救おうと立ち上がるサーバルちゃんヒグマ、そしてラッキービーストから伝え聞いて「我々の群れとしての強さを見せるため」集まるフレンズ達のあのシーンのBGMです。このBGM聴くとどうしても黒セルリアンの脚に食らいつくサーバルちゃんを思い出して「早起き」してしまいます。10-2は12話で別の島に旅立つかばんちゃんをフレンズが見送る(一部見送りに留められなくて出航してしまうフレンズも居ましたが)あのシーンのBGMです。このパート駄目です。涙無くして聴けないです。実はこの記事書くために今あにてれでけものフレンズ流してるんですが、この時点で既にどうしても涙が止まらないです。

M-11はヴォーカル曲のメドレーです。どれも良かったですが、みゆはんのぼくのフレンドは特に良かったですね。コンマスの石橋さんのソロバイオリンとピアノが印象的で。

そして全て終わって拍手喝采の中、挨拶。指揮者の竹本さんが三味線を弾くジェスチャーをすると三味線奏者の伊藤さんも入ってきて挨拶。伊藤さんが三味線のソロを弾き始め、それがようこそジャパリパークへの旋律だったのですが、そこから東京フィルハーモニー交響楽団が演奏を始め、今まで2度のようこそジャパリパークへには無かった、三味線を交えてのようこそジャパリパークへが始まったのでした。主旋律を三味線が弾きならし、そして伊藤さんが観客に手拍子を呼びかけます。ものすごい迫力の手拍子がホール全体を包み込むと、ジャパリパーク最後のララララーララララ-のところで指揮者の竹本さんが観客の方を向き、歌い始めたのです。そこから観客の大合唱。こんなクラシックコンサート、初めて。この時遂に交響楽団、指揮者、三味線、そして観客によるコーラスというホールにいる人全てが演者となって「ようこそジャパリパークへ」を作り上げることに成功したのでした。観客のボルテージが最高潮に達して、曲が終わると自然とスタンディングオベーションが起こりました。言葉では言い表せないような幸福感、満足感がホールに溢れてました。

群れとしての強さを見せる演奏者

先ほども書きましたが、けものフレンズには「我々の群れとしての強さを見せるのです」と言う言葉があります。これって、コンサートもそうなのかもしれません。一つの楽器の音色は単音でしかないけれども、それがあれだけの種類の楽器と数になると、あの壮観なハーモニーを生み出します。けものフレンズの世界に通ずるところがあるんじゃないかなと思うのです。また、けものフレンズには「けものはいてものけものはいない」と言う言葉もありますが、三味線奏者の伊藤さんが最後に入ってのようこそジャパリパークへが締めでした。あの三味線も「のけもの」じゃなかったと思うと、やはりけものフレンズという作品はとても深い解釈ができて今まで以上に興味を持ちました。

 

指揮者の竹本さん、コンマスの石橋さん、東京フィルハーモニー交響楽団の皆さん、三味線奏者の伊藤さん、そしてスタッフの皆さん、観客の皆さん本当に有り難うございました。素晴らしいコンサートでした。

(追記)テレビ東京のアニメ公式動画配信サイト「あにてれ」でこのもりのおんがくかいの夜の部の映像を配信しています。

campaign.ani.tv

本当に素晴らしいコンサートだったので、あにてれ会員登録者は是非観て欲しいですし、会員では無い人もせめて一ヶ月だけ契約して観て欲しいと思ってます。けものフレンズも見放題なので是非是非。

 

宣伝したので細にぃ(細谷P)何か下さい(駄目です)。