自転車乗りの僕、石谷玲( @R_I )は、オークリーのジョウブレイカー等々サイクル用アイウェアに関しては色々購入し使ってきました。
しかし、最近、普通にプライベートで街を歩く時に使える「かっちょいい」サングラスが欲しいなあ!と思い始めたんですよね。
(参考画像:かっちょいいサングラスのイメージ画像※実例とは異なります)
だって上のジョウブレイカーで街を歩く訳にはイカンでしょ。
通報されちゃうよ。
そんな訳で実際に眼鏡屋に行って実物を掛けてみたり、ブログやYouTubeで面白そうなものを探したりしてみた中で、1つ気になるブランドが出てきました。
今回はそのブランドのフラッグシップショップに行き、一目惚れし、実際に購入してきたサングラスを紹介する記事です。
そのブランドの名は、『EYEVAN7285』。『EYEVAN』じゃないですよ。その辺の違いもまとめておきます。
- 購入店舗のEYEVAN7285 TOKYO
- 僕が購入したモデル『774』
- 実際に買って気付いたEYEVAN7285の5つの素晴らしさ
- EYEVAN7285は間違いなくアイウェア界のハイブランド
- アイウェアの記事まとめ
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購入店舗のEYEVAN7285 TOKYO
場所
東京都港区南青山5丁目16-2
EYEVAN7285のフラッグシップショップはここと大阪の2店舗だけ。
ちなみに大阪のお店(EYEVAN7285 OSAKA)はこちら。
この2店のフラッグシップショップ以外だと一部の眼鏡屋やファッションのセレクトショップに新作モデルの一部がある、とのこと。
EYEVANだとパリミキとか色んなショップで見かけるんですけどね。
比較的販路が絞られていて購入難度が高いのは事実か。
EYEVAN7285のこのモデルが欲しい!と指名買いしたい場合は東京と大阪のフラッグシップショップに足を運んだ方が良いかも。
EYEVAN7285の、デザイナブルだけど奇を衒わない格好良いサングラスや眼鏡を、新作モデルから在庫のある旧型モデルまで沢山、心ゆくまで実際に試着できます。
この写真は、僕が「グリーン大好きなんだけどアイウェアで緑ってあんまり無いんですよね~」と言ったら女性スタッフさんが色々出してくれて仰天した時の写真。実際に買ったのは左上。
営業時間
11:00~20:00
定休日
火曜日
公式サイト
僕が購入したモデル『774』
外見
うーん、かっちょいい!
名前
774
EYEVAN7285ではモデルの名前を三桁の番号だけで呼称しています。
Ray-Banで言う「ウェイファーラー」とか「クラブマスター」みたいな通称はないので、ちょっと店の人に「これを見せて欲しいのですが」と言う時は三桁番号をメモしておいた方が良いかも。
重量
レンズ込みで15g。ガラスレンズ込みで15gはメッチャ軽い。
比較材料を出すと、セルフレームにプラスチックレンズのJINSのエアフレームだと、
19g。ガラスレンズなのに774の方が軽さで勝ってる。
最近シリーズが発売されたユニクロの1,500円サングラスで、774に近いメタルフレーム、ガラスレンズのラウンドメタルサングラスだと、
24g。如何にEYEVAN7285 774が軽いかが理解できます。
値段
45,000円+税。つまり49,500円。高い。
高いけど、高いだけの凄さが込められている。
高いデザイン性とクラフトマンシップがこの値段に込められている。
そもそもEYEVAN7285はEYEVANの新しいブランドとして2013年にスタートしたブランド。
約40年の時を経た2013年、新たなデザインチームがそのEYEVANのクラフトマンシップを引き継ぎ、自分たちが今、本当に美しいと思える物をかたちにしたコレクションがEYEVAN 7285です。
EYEVAN 7285のデザインソースは初代のデザインチームが収集した古い眼鏡や望遠鏡、手鏡、その他の古い道具や、デザイナー自らが目にした建造物などの人工物や自然や天然物など様々なモノです。それらの膨大なデザインソースをブレンドし眼鏡というプロダクトに落とし込んでいます。
40年代に製造されたフランス製のフォークをソースとしたテンプル、70年代の視力検査枠の構造を取り入れたメタルフレーム、日本の古い寺院の唐草柄からインスパイアされた模様を配したパーツなどが、その考えを具現化したものです。
EYEVANとは違うデザイン思想に依って創作された、美しく芸術的なアイウェアを提供するブランドと言って過言ではないと思います。
そして、そんなデザインのサングラスを作製するのは、言わずと知れた福井県鯖江市の職人達。
また、EYEVAN 7285の製品は、世界トップクラスの眼鏡生産地である福井県鯖江市の熟練した眼鏡職人の手作業と最新の機械によるマシンメイドの複合した生産工程により作り出されています。伝統的な製法と新しい製法を組み合わせて作り上げる眼鏡は、一見シンプルで何気ないデザインの物が多いですが、細部は非常に技巧的で、鯖江でも特に高い技術を持つ限られた職人の手作業による工程が多くを占めます。約400工程もの作業を経て丁寧に時間をかけて作り上げる眼鏡は工業製品というよりも現代の工芸品と言えるものです。
このクラフトマンシップストーリーだけで飯が食えますよ。
芸術的なデザインを具現化する、厳選された素材と卓越した技術が生み出すプロダクトの素晴らしさ。
それに払う代金と考えれば、僕は惜しくない。
以降それを滔々と語りたい。
実際に買って気付いたEYEVAN7285の5つの素晴らしさ
高い弾力性と軽量さが自慢のβチタンを採用したテンプル
上にも書きましたが、僕が購入した『774』はガラスレンズ込みで15gとメッチャ軽い。
何でこんな超軽量サングラスを実現できたか。
上の写真を見たらお分かりかと思いますが、フレームやテンプルが非常に細いのです。
こんなに細いフレームやテンプルが実現できる理由、それこそが厳選された素材とそれを加工する職人の技術なのです。
フレームの部分は軽量なチタンを使用し、テンプルの部分は軽量に加えて高い弾力性を持つβチタンを使用しています。
そんな素材が、鯖江の職人と最新鋭の加工機械の高い技術によって、精巧なサングラスへと昇華しているのです。
高い弾力性があるテンプルからこそ、こんなことをしても平気。
僕はドキドキしながら曲げてますが、南青山のショップでは女性スタッフがもっと大胆にぐにゃりと曲げて見せてくれて、思わず見てる僕自身が「ちょちょちょちょ!」と声を上げたくらいです。
さて、実際に掛けてみてどのような恩恵があるか言うと、
- テンプルが柔らかくフィット感が高いのでズレにくい
- 着用時に圧迫感や違和感が少なく、ストレスを感じない
- 長く掛けていても疲れない
と、サングラスや眼鏡を掛けるに当たって理想的なメリットをもたらしてくれるのです。
だから、僕にとってこれは最高のフィーリングなのです。
七宝による美しいグリーンの着色
僕が購入した『774』は、正式には『774 90014-BR』と言います。
774はモデル名として、後ろの90014とBRを説明すると、
- 90014→フレーム外側にグリーンの七宝による着色
- BR→ブラウンレンズ
写真でもお分かりの通り、細いチタンのフレームが鮮やかなグリーンに彩られています。これ実は七宝による着色。あまり工芸手法は詳しくないのですが、七宝(焼)で着色すると色落ちしにくいそう。
いつまでもこの美しいグリーンが保たれる、であれば、永く使えそう。
サングラスとして使うのに飽きたら度入りレンズを入れてメガネとして使う人もいる、とショップで聞きましたし、僕もいつかそのようにして使おうかと目論んでます。
瞳が透けて見える薄いブラウンの、光の反射が綺麗なフラットなレンズ
目線を入れる画像処理は何度もやってるけど、目線だけ残してあと全部モザイク掛ける処理なんて初めてだよ(笑)
こんな感じで、瞳が透けて見えるくらいの薄めの濃さのブラウンレンズにしました。
街を歩いていても、これくらいの濃さのレンズのサングラスを掛けている人が多いですよね(気のせい?)。
瞳がちゃんと見えるので相手に対する威圧感が軽減される…よね?
(参考画像:相手に威圧感を与えるサングラスのイメージ画像※実例とは異なります)
更に、サイドから見ると、レンズの湾曲があまりないフラットなレンズになっています。
このようなレンズを使うと、光の反射が綺麗になり、シャープな印象を与える、とのこと。
僕は今回のサングラスは見た目重視でチョイスしたので、人からどう見えるかちょっと期待したいところです。
また、レンズ裏面には不快感の元になる映り込みが少なくなる反射防止コーティングも施されているとのこと。お洒落なサングラスだけど、基本もしっかり手を抜かない。
生産数が少なく希少性の高いオンリーワンアイウェア
EYEVAN7285のアイウェアは、ハイブランドのアパレルと同じで基本的に再生産しない方針。
つまり、その時を逃せばもう二度と買えない可能性も。
販売店も限られ、生産数も絞り、たとえ人気があり完売しても再生産はない。
Ray-Banとかメジャーなメーカーのサングラスは結構「人とカブる」ようですが、EYEVANならまだしもEYEVAN7285ならその心配はあまりしなくて良さそうです。
ただ、失くしちゃうと落ち込みそうです(苦笑)。
味のあるアルミ製メガネケース
EYEVAN7285のアイウェアを購入すると、純正のメガネケースが付属しています。
ジュラルミンのアタッシュケースかスーツケースのような外見。
このアルミケースを持ち歩き、使い込んでいくと使用感が出て味が出る、とのこと。
メガネケースですらオンリーワン感が漂っているのがEYEVAN7285の素晴らしいところ。
まさにハイブランドだ。
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EYEVAN7285は間違いなくアイウェア界のハイブランド
僕は以前、Zoffのメガネをオススメする記事を書きました。
今でもZoffやJINSと言った低価格メガネチェーン店のポテンシャルが高く、コストパフォーマンスが素晴らしいことは疑っていません。
しかし、洋服の世界にはユニクロやジーユーの様なファストファッションがあれば、ジルサンダーやメゾン・マルジェラの様なハイブランドがあるように、アイウェア界にも両方あっておかしくないと思うのです。
その意味では、EYEVAN7285は間違いなくアイウェア界のハイブランド。
特別なデザインのアイウェアを、特別な素材を使い、特別な製法で製作される。
そして、その高い機能のみならず、プロダクトの根底に流れるストーリーや付属品も特別なものだったりと「所有していること」そのものを楽しませてくれます。
僕は、今のところは視力矯正用にはZoffやJINSのメガネやコンタクトで、プライベートはコンタクトを入れてEYEVAN7285でキメてみようと思います。
余談ですが、南青山のEYEVAN7285 TOKYOにはハンサムで格好良いメガネ男子スタッフ、美人でメガネがよく似合うメガネ女子スタッフばかり。
(参考画像:ハンサムで格好良いメガネ男子スタッフのイメージ画像※実例とは異なります)
さすがハイブランドショップが建ち並ぶ表参道や青山の一角、骨董通りに店を構えるだけありました。
あの空間は、何度も足を運びたくなる魅力がありますね(笑)。
本格的な夏を迎える直前辺りで、もう少し濃いレンズを購入交換してもらいに、再びショップを訪れようと目論んでおります。
勿論、秋が深まって日差しが弱くなってきたら元のレンズに戻してもらうために、また。
それでは。
アイウェアの記事まとめ
時には視力矯正のため、また時には自転車走行時の視界確保のため、また時にはオシャレのため。
生活に欠かせないアイウェアについての僕の持論や、僕が実際に購入したアイウェアとそれを購入した理由などなどを語った記事をまとめておきます。
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