オリックスの補強策が実に“シブい”!来季に期待できるこれだけの理由。 - プロ野球 - Number Web - ナンバー
このオフの動きに関しては、パ・リーグの2球団、楽天とソフトバンクの補強策が積極的だったというのが大方の見方となっているはずである。
だが、ここで見逃せないのはオリックスが打って出た補強策だ。
ドラフトで3回連続でくじを外すなど大失敗も影響したのだろう、横浜と2回もトレードを行い4選手を獲得し、巨人で戦力外となった小林雅英とイ・スンヨプ、さらには過去ドジャースなどで活躍しメジャー通算で124勝を挙げているパク・チャンホ投手(パイレーツ)らを含むメジャーの外国人選手3人とも契約した。
個人的にはこの補強は実に“シブい”と思っている。
こんなド派手補強の何処が“シブい”なの?ホークスがピンポイント補強を行った(コレが結果的には「目立って」いることは否定しない)裏で、楽天とオリックスの合併球団2チームがともに「過去の名前だけで」補強をやってるだけじゃないの。ビッグネームを獲得した挙げ句、楽天は渡辺、オリックスは山本を放出するに至っている。馬鹿じゃないの?
オリックスの現場とフロントの思惑が違うという点を指摘しているけど、藤井さんの例よりも大石コーチ(元オリックス監督)の例を挙げた方が的確じゃない?大石さんが代行時代に再建してきたチームを外国人大砲ばかり揃えて崩壊させたのはフロントの責任でしょ。走らせたい大石監督(これはホークスで実現させたことからも明らか)が派手さばかりで走れないローズやらカブレラやらフェルナンデスやら(ラロッカはまあ置いておくかな)を中心に据えたいと考えるとは到底思えないのだが。
リトル松井、岩村、金炳賢(こちらは決定ではないが)が派手で、コバマサ、朴賛浩、李承ヨプが派手じゃないのか。楽天とオリックスがやってることの何が違うのか、この記事を書いた氏原英明というライターは説明できるのだろうか。