架空自転車旅行社「ひとつな」

本業会社員の兼業ブロガーです。興味を持っていることは、キャッシュレスな生活、旅、デジタルガジェット、グルメ、自転車(折りたたみ自転車、ロードバイク)、ライフスタイル(VAPE、文房具など)など。このブログはそんな多趣味なアラフォーの僕、石谷玲(いしやれい)が運営する『じぶんメディア』として、興味を持っている物全てに対して実際に体験したことを全方位で情報発信していく超・雑記ブログです。

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鷲宮にて海鮮丼を食す。

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先々週の住民登録イベントから引き続いて2,3ヶ月通して行われているイベントがこの「らき☆すたメニューdeスタンプラリー」です。ここにエントリーされているお店はコンビニのサンクスから宅配牛乳の販売所、仕出し弁当屋に蕎麦屋にラーメン屋に寿司割烹とバラエティに富んでいて、私みたいなのが普段行かないような店も含まれています。ま、鷲宮に行くきっかけとしてもこういう店に入るきっかけとしても貴重なのでこの企画に乗ることにしました。
 
鷲宮駅に着いた時にはもう既に13:45。ここ十年くらいの都会生活ですっかり忘れてしまっていましたが、こういうところの飲食店って14:00辺りで休憩に入るんでしたね。行こうと思っていた店がのれんを片づけた後でした。仕方ないので24時間やってるサンクスからスタートすることにします。ここは焼きそばかフランクフルトがフェアメニューとなっています。とはいえ、特別なモノではなく他のサンクスでも売っている普通のメニューです。ここで買うと特別な包装紙などがもらえ、スタンプも押してくれるってだけです。しかしこの包装紙が気合い入っていて、アニメのシーンやイラストが描かれている特注品です。普段捨ててしまう包装紙までグッズにしてしまう辺りに鷲宮町商工会の本気度が伺えます。
 
サンクスでフランクフルト(柊そ〜せ〜じ、「そ〜せ〜じ」は双生児にかかっている)と飲み物などを買って一路加須の方まで。30分くらいかけて一番北の方にある日本亭加須川口店(ほっかほっか亭とか本家かまどや等の様な弁当屋チェーン店)に行きました。しかし後で気付いたのですがここも他の店と同じく14:00から休憩に入っているはずのお店でした。私が行った時は別のお客さんの弁当受け取り待ちでまだ店を開けていたのでうっかり入っていってしまいましたが、お店のおばさんが優しくて「遠くから来てくれたのなら」と特別に時間外でしたがカレーを作ってくれました。しかもここで食べて行って良いよと店先のベンチもお借りすることができました。ここに来るといつも思うことですが本当に鷲宮幸手の人はオタクに優しいですね。他の人はスタンプを全て集めて貰えるグッズが目当てなのでしょうが、私は地元の人との触れ合いが楽しみで行ってます。
 
カレーを食べてからそのまま南下。鷲宮神社に行きます。お参りをしつつ、「コミュニケーションノート化」してしまっている絵馬奉納所に行って絵馬を眺めます。どう見てもネタとしか思えない絵馬とか外国の人の絵馬などもあって見てて楽しいのですが、いいのかな、この現象…。
 
しばらく鷲宮神社でのんびりした後、次は東へ。途中の魚光さん(魚屋、仕出し弁当屋)で「柊家ちゃんとしたお弁当」をお土産というか今晩の晩飯にしようと買いました。ここで売ってるもう一つのお弁当「柊家とっても質素なお弁当」は先々週のイベントの時に買って食べていましたが、大きな焼鮭が脂が乗っていて非常に美味しかったのを覚えています。
 
そのまま鷲宮町役場、サンクスを通過し大通りへ。向かうは寿司割烹圭秋というお店。回っていない寿司屋なんて記憶にありません。それに人は入っているのだろうか。ちょっと気後れしながらのれんをくぐりましたが、そこには同じ目的の先客と、きさくな大将と女将さん。そして、見るからに寿司屋の構えなのに、壁に貼られたらき☆すたのカレンダー。カウンターに座って「みゆきの贅沢海鮮丼」を注文すると目の前で大将がケースから美味しそうな赤身やらハマチやらを取り出し切り始めます。やっぱりこう言うのを見ると身構えてしまいますが、女将さんと喋っているとそれも無くなってきます。らき☆すたイベントのために北海道での仕事を辞めて埼玉に移住してきた人の話とか親子連れでスタンプを集めている人の話とか聞くとやっぱり色んな人がいるんだなあと思わされます。そんなこんなで海鮮丼ができました。ウニ、イクラ、甘エビ2尾、エビ、タコ、イカ、サーモン、ハマチ、赤身、玉子に貝柱…こんなに豪華なものが出てくるとは思いませんでした。しかも新鮮でかつ脂が乗っていて美味い。いいのかなあ、こんな美味いモノを「らき☆すた」絡みで食べるなんて。グッズのために来て、味わうこと無く胃に掻き込んでそのまま出ていってしまう人も多いんだろうな…。そう考えると良心の呵責を若干感じてしまいます。何はともあれ頑張ってほしいものです。暇があればまた食べに来ます。この海鮮丼に吸い物、小鉢、デザートが付いて1,500円なら安いものです。
 
圭秋を出て、近くのJR東鷲宮駅から急行に乗って鷲宮を離脱しました。帰ってきてから食べた「柊家ちゃんとしたお弁当」の、再現度の高さ(アニメに出てきた弁当を、「弁当箱のレベルから」そのまま再現していて、包装紙にそのイラストが描かれている)に驚き、更に弁当自体の美味しさにも驚き。冷めても美味しいご飯は鷲宮産だそうです。どこまで本気なんだ…鷲宮町。オタク相手の商売って普通は安い原価のものを使って徹底的にコストダウンをして、キャラクター権料を付けて高く売るというのが常道なのですが、ここはそういう身振りが全くありません。本当に美味しいものを本当の値段で売ると言うのが徹底されています。更に記念になるものを持って帰って貰おうと包装紙や箸袋などにも手を加え、イラストカードや焼き印入り特製箸置きなども配ってくれるサービス精神。いやはや、参りました。来週土曜も休日出勤がなければ暇なので、また鷲宮に行こうかなと考えています。知らない街を散歩するのも私の趣味の一つですしね。
 
こんなムーブメント、今まで見たこと無いです。できる限り応援したいなと改めて思った今日この頃です。