京都に旅行に行ってきました。
こんばんは、石谷玲( @R_I )です。
さて、僕は先週末、11/3(土)~11/5(月)に京都に旅行に行ってきました。
旅行の足に飛行機を使うことの多い僕ですが、今回は久し振りに新幹線を使ってみようと思いました。
旅の1ヶ月前に切符を取ろうとした僕ですが、その時気付きました。
ネットで新幹線の切符取れるんだっけ?
と言う訳で、実際に駅に行ったりユーザー登録したりして、どれを使うのが一番なのか調べました。
調べたサービスはこの3つです。
- えきねっと
- スマートEX
- 駅の券売機
結論を先に書くと、僕は、駅の券売機で切符を買いました。
この記事の中身は・・・
- えきねっとは座席を席番号で指定しないJR東日本地域の人にオススメ
- スマートEXは東海道・山陽新幹線をよく使う人にオススメ
- 駅の券売機は大きめの駅に行ける、座席を席番号で指定したい人にオススメ
- 僕は、駅の券売機で切符を買ったよ!
詳細はこの下の記事を見てね
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それぞれのサービスをちょっと説明
えきねっと
えきねっとは、JR東日本が運営するインターネット上で新幹線や特急の切符の予約や乗車券の購入ができるサイトです。
メリットは、JR東日本が運営しているため、JR東日本の特急などに相性が良いこと。
インターネット予約のウィークポイントでもあるチケット受取をしなくても特急に乗れる『チケットレス申込』というサービスを利用できる路線もあります。
なお、チケットレス申込は、現在は常磐線特急と成田エクスプレスだけ利用でき、また利用には携帯電話かスマホからえきねっとにアクセスすることが必要となっています。
デメリットは、ひたすらシステムの使い勝手が悪いこと。
そして、JR東日本の路線以外には使いづらいこと。
ここ、重要ですね。
えきねっとで東海道新幹線の指定席を予約してみる
さて、東海道新幹線の指定席を予約してみましょう。
区間は東京駅から京都駅まで、で。
条件を入れて検索すると、
こんな感じで条件に一致する候補の編成が出てきます。
この8:00東京駅発の、のぞみ207号で席を探してみることにしましょう。
のぞみ207号の普通車の指定席を選んで、
おとな1名を入力して『座席選択』を押します。
座席位置を指定してください、と言うことなので座席表を開いて…うん?座席表ってどれだ?
窓側通路側の指定、列の指定と車両の両端付近を指定するかどうか、喫煙ルームの近くを希望するかどうかのラジオボタンがありますが、座席表で直接座席を指定することができない?
このあと出てくるのかな?
乗車券は要らないので、このまま『以上の内容で申込む』をクリック。
このまま指定席券購入となる模様。
座席位置は座席表から直接選べないようです。
残念。
何故えきねっとでは座席表で座席指定できないのか?
これはほとんどの方がご存じだと思いますが、今予約を取ろうとしていた東海道新幹線がJR東日本ではなくJR東海の管轄だからですね。
JR東日本のシステムでJR東海の電車の指定席を取ろうとしていることが原因です。
えきねっとの『ご利用ガイド』の『お申込み可能な列車』のページを見ると、東海道新幹線ののぞみやひかり、こだまには『シート』のアイコンがありません。
この『シート』のアイコンがある列車のみシートマップ(座席表)申込サービスを利用することが出来、座席表で座席指定することが可能です。
これがJR東日本管轄の新幹線であれば、
このようにほとんどの新幹線で座席表での座席指定が可能です。
同様にJR東日本のほとんどの在来線特急に関しても座席表での座席指定が可能です。
ちなみにこのマークが付いていない『とれいゆつばさ』は、車内に足湯設備等を備えた観光列車です。
えきねっとのまとめ
- えきねっとでは東海道新幹線の指定席予約は可能
- えきねっとでは東海道新幹線の座席表による座席指定は不可能
- えきねっとではJR東日本管轄の新幹線、在来線特急の座席表による座席指定は可能
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スマートEX
さて、えきねっとのようなサービスがJR東海にもあるのでしょうか?
あります。
それが『スマートEX』です。
スマートEXは、JR東海が運営するインターネット上で新幹線の切符の予約ができチケットレスで乗車する手続きができるサイトです。
メリットは、えきねっとの逆で、JR東海が運営しているため、東海道・山陽新幹線の予約なら最強なこと。
クレジットカードとSuicaなどのICカードをシステムに登録しておけば、スマートEXで予約するだけで、チケット発券せずに登録したICカードで新幹線に乗れます。
デメリットは、このスマートEXでは東海道・山陽新幹線の予約しかできないこと。
スマートEX以外にもJR東海には在来線を予約できるエクスプレス予約などのオンライン予約システムがあるんですが、使えるクレジットカードに制限があります(JR東海が発行しているクレジットカードのみ利用可能)。
なので、スマートEXは基本的に東海道・山陽新幹線を多用する人にだけオススメできるサービスだと思います。
スマートEXで東海道新幹線の指定席を予約してみる
えきねっと同様、まずは乗りたい新幹線の条件を選びます。
その条件に合った新幹線の編成の一覧が出てきますので、当該の新幹線、ここでは候補3ののぞみ207号を選択します。
するとこのような画面が出てきます。
『座席表を見る』とありますので、ここをクリックします。
すると、出てきました座席表!
空席を確認して選択することができます。
この画面では16号車の1番D席を選択しています。
と言う訳でここで事前に登録したクレジットカードのセキュリティコードを入力すると指定席予約完了となります。
ちなみにスマートEXは新幹線の指定席券のみの購入は不可で、乗車券も一緒に購入することになります。
ですのでえきねっとでの金額とは違う金額が表示されています。
事前に登録したICカードが切符代わりとなり、改札にタッチするだけで東海道新幹線に乗車することができるのです。
JR東海のサービスなのでJR東海の駅に行かないと切符を発券できない、というトラブルから解放される訳です。
スマートEXのまとめ
- スマートEXでは東海道新幹線の指定席予約、および座席表による座席指定が可能
- スマートEXでは東海道(・山陽)新幹線以外予約不可
- スマートEXでは指定席券のみの購入は不可
- JR東海の駅で切符を発券する必要なし
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駅の券売機
ちょっと大きな駅だと必ずある新幹線や特急の指定席の切符が購入できる券売機。
これの他にも黒色の多機能券売機でも、新幹線や特急の指定席の切符を購入することが可能です。
メリットは、JR東日本管内の駅でも東海道新幹線の座席指定が座席表で可能なこと。
デメリットは、当たり前のことですが、購入の際、新幹線や特急の指定席の切符が購入できる券売機がある駅に出向く必要があること。
券売機で東海道新幹線の指定席を購入してみる
購入するのは新幹線の指定席なので、『指定席』をタッチします。
今回は在来線特急は関係ないので、『新幹線指定席』をタッチ。
僕が木崎湖に行くのに良く使うあずさ回数券への座席指定は、この画面で『回数券・おトクなきっぷに座席指定』をタッチします。
色々画面省略しましたが、ここで新幹線に乗る駅、降りる駅を指定します。
東京で乗り、京都で降ります。
この後、新幹線に乗る日と希望する時間、乗る人数を指定すると、その条件に合う新幹線の一覧が出てきます。
ここでえきねっと、スマートEXと同様、8:00東京駅発ののぞみ207号の普通車を選択します。
すると、
座席を指定する画面が出てきました。
ちゃんと『座席表から選ぶ』の項目もありますので、ここをタッチします。
号車の選択画面に続き、座席表が表示されました。
なお、ここではスマートEXの時と同じく16号車を選択しています。
向きが逆ですが、全く同じ席に空席が表示されているのが分かります。
ここで座席を指定し、帰りの新幹線も予約するか、乗車券は一緒に購入するかを選択した後、
購入する切符の確認と、
精算となります。
駅の券売機のまとめ
- 駅の券売機では東海道新幹線の指定席を座席表による座席指定で購入可能
- 指定席の切符が買える券売機は小さい駅にはない
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結局、僕は駅の券売機で買いました
理由を一言で言えば、えきねっとやスマートEXに比べて融通が利いたから。
座席は自分で選びたかったし、今回東京駅から新幹線に乗るんですが、その前に立川駅から東京駅に移動する必要があって、ちょっとSuica(立川から東京)とスマートEX(東京から京都)を1枚のSuicaでちゃんと精算できるのか不安なところがありまして、今回は無難に切符を発券しました。
僕は、大洗(ガールズ&パンツァー関連のイベントなど)に行くために常磐線特急の切符を買ったり福島県白河市に遊びに行ってみる場合とかにはえきねっとを使いますし、スマートEXのサービスも面白いし、わざわざJR東海の駅(=東海道新幹線が停車する駅)で発券する手間が省けるので、今後利用する可能性はあると思っています。
このように各サービスの強みと弱みを理解して、使い分けることが重要かなと今回この記事をまとめてみて感じました。
皆さんも東海道新幹線で旅行をするに辺って何処で切符を買えば良いか悩んだ際は、是非この記事を参考にして、どの方法がベストか考えてみて下さい。
それでは。