前置きウザいなら目次から読み飛ばして良いから、イライラしないで
GWですがちょっと色々やってる石谷玲( @R_I )です。
いきなりですが、ちょっとだけSATECHIのトラベルチャージャーとは関係ない話をします。
早くブツを見せろよ!と言う方はスクロールするか上の目次からお目当ての項目に飛ばしちゃって下さい。
このまとめ見てちょっとガッカリしてます。
情報系ブログとはいえ、小説や情報誌と同じ読み物ではあるんですよね。
なので1つのエントリとして完結した作品にしたいと僕は思ってます。
まずは、このレビュー対象が欲しいと思ったきっかけとか、そのレビュー対象が一見どう見えたとか、そういう購入者目線での動機や印象などを書くようにしています。
そして、それを実際に使ってどうだったか、とか。
時には率直に感じたボケもかましますし、天丼(1つの話で同じネタを何度も使い回す)もやります。
僕はそれほど多用はしてませんが、必要であれば話したい内容のイメージが掴みやすくなればと思ってフリー素材の画像を使うこともあります。
僕は、このブログを読んでくれている読者の方々に、私の知っている情報を聞いて貰いたいと思うのとともに、「ちょっとだけ人生が楽しく」なってほしいと思って書いてます。
そんな僕の記事を参考にして、実際にレビュー対象の品を買って下さったりお店に訪問される方もいらっしゃいます。
なので、商品のデータだけを紹介するようなメディアにはしたくないと思ってます。
大きなお世話だ!と思われるかも知れませんが、そういうスタンスで今後もやっていきます。
自分でレビュー対象を使い込んでいない、挙げ句の果てには使ったこともない人が書く、中身の無いキュレーションメディアやまとめサイトは論外です。
実際に買ってみて、使ってみて感じたことをまとめて、結局どうだったかをご紹介できるブログメディアにしていきたいですし、今までもそのように執筆してきたつもりです。
今後とも、宜しくお願いします。
今使っているAnker PowerPort+ 5 USB-C Power Deliveryの問題点
SATECHIトラベルチャージャーと同様の製品を所有済み
僕は、実はこのSATECHIトラベルチャージャーと同じような製品を既に所有しています。
それがAnkerのPowerPort+ 5 USB-C Power Deliveryと言う物です。
これは以前のカバンの中身のエントリでも紹介済みです。
ここの「20.ANKER PowerPort+ 5 USB-C Power Delivery」ってのがそれです。
コレを使うとACアダプタなしで僕の活動の相棒であるDELLのXPS13を充電することが可能になります。
でもこれ、ちょっと問題があるんです。
XPS13で使えるモデルはもう販売していない
上のエントリでもこう書いてます。
では、何故『いわく付き』か。
実はこの仕様、バグだったんです。
本来最大30Wまでしか給電先に通知しない仕様なのですが、発売からある時期までに生産されたこの製品は、何故か最大45Wまで通知してしまったのです。
XPS13のACアダプタはその45W出力です。
つまり、このバグがあったお陰で充電できていた可能性があるのです。
Webでの本アイテムのレポートやカスタマレビューなどを継続して注視した限りではこのバグに起因する不具合は起きていないようですし、私自身1年使い続けて一度も問題は起きていません。
ですが、当然このような使い方は保証範囲外の使用条件なので自己責任となります。
なお、今現在生産され購入可能なPowerPort+ 5 USB-C Power Deliveryは全て改修され本来の仕様通り30Wまでしか通知しませんので、同様の使い方はできない可能性があります。
つまり、XPS13をUSB-PDで充電できる機能は、本来のANKER PowerPort+ 5 USB-C Power Deliveryの機能では無かったのです。
今持っているANKER PowerPort+ 5 USB-C Power Deliveryが壊れてしまった場合、もう買い直しが効きません。
ですので、少しでも早く「ちゃんと」XPS13をUSB-PDで充電できるチャージャーが欲しかったのです。
筐体が少し大きい
あと、このANKER PowerPort+ 5 USB-C Power Delivery、他のUSB充電器に比べて結構筐体が大きいのです。
カバン(Joey Backpack)のポケットの容量上、もう少し小さくならないかなあと常々思ってました。
こんな思いがあり、SATECHI TYPE-C 75Wトラベルチャージャーの購入に踏み切った訳です。
購入して使い始めてから3週間、色々思うところがあったりしましたので、簡単にまとめてみたいと思います。
ANKERと比較してSATECHIトラベルチャージャーの良かったこと
USB-PDの45W出力が保証済み
これが今回の目的でしたので、当たり前と言えば当たり前なのですが、XPS13をUSB-PDで充電可能です。
充電スピードも問題なし。
Photoshopで重い処理をこなしても全く問題ありません。
デザイン
これは主観が9割な領域なので、異論もあるとは思いますが、僕はSATECHIのデザインの方がシュッとしていて好きです。
大きさ
上にも貼ったこの写真を見ても分かりますが、『若干』SATECHIトラベルチャージャーの方が小さいです。
- Anker サイズ:約103 x 78 x 28mm 重量:約212g
- SATECHI サイズ:101.6 x 66.8 x 25.4mm 重量:380g
まあ、USBポートひとつ減らした割にはあまり小さくなってないのでは?と言う方もいらっしゃるかとは思いますが、高さが10mm以上も違うのは割とパッキングや収納に影響があります。
重量はSATECHIの方が100g以上も重いのですが、重さはそれほど問題にならないと思ってます。
ANKERと比較してSATECHIトラベルチャージャーの悪かったこと
値段
- Anker 3,999円
- SATECHI 6,999円
(Amazon.co.jp、税込)
この値段差は大きいです。
倍近い差があります。
同様の機能でここまで値段差があるので、何らかのこだわりやクリティカルな条件が無ければ(今回の僕のパターンはUSB-PD45W出力というポイントがある訳ですが)値段だけで決めてしまっても良いと思います。
USBの挿抜性の悪さ
手にした時からずっと思っているんですが、SATECHIのデバイスはUSBポートの作りが甘いのか、USBの挿抜性がどれも良くないです。
差し込みづらいし、抜く時も引っかかる感じがあります。
僕はもうひとつ別のSATECHIのデバイスを持ってます。
Satechi V2 マルチ USB ハブ Type-C パススルー充電 4K HDMI出力 カードリーダー USB3.0ポートx3 (スペースグレイ)
- 出版社/メーカー: Satechi
- メディア: 付属品
- この商品を含むブログを見る
これもUSBが差し込みづらいです。
何というか、刺さらないので表裏が逆かな?と思って見てみると正しい向きだった、と言うことがしょっちゅう起こります。
設計か製造の精度が悪いのかな?
ANKERではこういうことは一度も起こったことが無いです。
もう少しこの辺は今後頑張って貰いたいなあと思っている点です。
あんまり変わらなかったこと、違いを実感できてないこと
USBポート1つ少ない
USB-PDのType-Cポート以外のUSB充電ポートがAnkerでは4つ、SATECHIでは3つと、SATECHIの方が1つ少ないです。
ですが、XPS13自身にUSBが2ポートあり、前述のマルチUSBハブを使うとさらにUSBポートが3つ増えるため、そこまでUSB充電ポートは多くなくても良いかなと思ってます。
Qualcomm Quick Charge3.0が使えること
USBポートの仕様は
- Anker Power IQ 4ポート
- SATECHI Qualcomm Quick Charge3.0 1ポート、USB3.0 2ポート
なのですが、ぶっちゃけ、充電速度はどれも変わらないです。
QC3.0対応デバイスがあると変わるのかも知れませんが、僕は今現在持っていません。
SATECHIのトラベルチャージャーに変えて充電で問題があると感じたことはありません。
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値段差は大きいけど、30Wを超える出力が必要なUSB-PD接続デバイスがあるならSATECHIは買い
この言葉に尽きます。
30Wを超える出力が必要なUSB-PD接続デバイスがあればSATECHI、無ければAnkerというチョイスで問題無いと思います。
それ以外の違いは大差ありません。
USB-PD接続デバイスをお持ちで、ACアダプタとUSB充電器を別々に持ち歩くのは不便だなあとお思いの方がもしいらっしゃいましたら、購入を検討してみては如何でしょうか。
勿論、USB-PD充電に対応するUSB Type-Cケーブルの準備も忘れずに。
僕が使ってるのはこれです。
エレコム USB-Cケーブル C-C 1m USB3.1Gen2 認証品 PD対応 5A出力 ブラック USB3-CC5P10NBK
- 出版社/メーカー: エレコム
- 発売日: 2016/03/28
- メディア: Personal Computers
- この商品を含むブログを見る
それでは長くなってしまいましたが、今日はこれで。