架空自転車旅行社「ひとつな」

本業会社員の兼業ブロガーです。興味を持っていることは、キャッシュレスな生活、旅、デジタルガジェット、グルメ、自転車(折りたたみ自転車、ロードバイク)、ライフスタイル(VAPE、文房具など)など。このブログはそんな多趣味なアラフォーの僕、石谷玲(いしやれい)が運営する『じぶんメディア』として、興味を持っている物全てに対して実際に体験したことを全方位で情報発信していく超・雑記ブログです。

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多彩な蒸し料理と料理の凄腕ぶりを楽しもう!大勘荘茶碗蒸し祭り

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大洗は今日も快晴です。

皆さんこんにちは、石谷玲( @R_I )です。

ついさっきまで僕は大洗のここに居ました。

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昨日今日(4/21~4/22)、僕はここ、大洗の大勘荘さんで友人が幹事を務めるイベントに参加していました。

友人関係限定のイベントなので、皆さんに参加してね!と呼びかけられるイベントでは無いのですが、こんなことも大洗ではやってるよ!と言う意味でこちらで紹介させて頂きます。

参加資格のある方で「茶碗蒸し祭り参加したかったな…」と思っている方は、是非参考にしてみて下さい。

大勘荘茶碗蒸し祭り

茶碗蒸しが主役

そのイベントは『大勘荘茶碗蒸し祭り』と言うのですが、その名の通り、色々な趣向を凝らした茶碗蒸しが沢山登場し参加者の舌を楽しませてくれるイベントです。

また、茶碗蒸しのみではなく、大勘荘さんおなじみの豪華な舟盛りなども楽しめるイベントです。

もともと大勘荘さんの夕飯はかなりのボリュームで素晴らしいのですが、この茶碗蒸し祭りになるとさらに大勘荘さんの腕によりをかけた渾身の料理が振る舞われます。

今回で5回目!

そんなイベントなので、一度この祭りに参加した人は、そのほとんどが次回も参加したい!と思い、その話を聞いた未参加者は「次こそは俺も!」と思い、結果としてドンドンエントリー枠が埋まる時間が短く瞬殺されていってます。

僕的には大洗の行事の中でも特に神イベントだと思ってます。

今回で5回目の開催ですが、僕は2016年の一昨年に続き今回が2度目の参加でした。

5回のうち2回参加できているので運が良い方なのかな?と思ってます。

料理一挙紹介(蒸し料理)

カニの茶碗蒸し

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オーソドックスな茶碗蒸しですが、カニの身が沢山入り、出汁にカニのエキスが滲み出る、ご馳走茶碗蒸しでした。

しかし、これが前座扱いなのがこの茶碗蒸し祭りの恐ろしいところです。

カレーうどんの茶碗蒸し

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2品目にしていきなりやって参りました変わり種。

カレーの味付けのうどんが茶碗蒸しの底に隠れています。

しかしそれ以外の具も豪華。

エビに鶏肉に椎茸やかまぼこ。

特に椎茸の旨味が堪らない一品でした。

ミョウガとホッキ貝の茶碗蒸し

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この茶碗蒸しには驚かされました。

今までの2品の茶碗蒸しとは全くの別物でした。

何が別物かというと、ホッキ貝から出る磯の香りの貝出汁。

茶碗蒸しは出汁の旨味で食べさせる料理なんだなあと言うのが良く理解できました。

しかも、火の通り具合が絶妙。

貝類は火が通り過ぎると固くなってガムのようになってしまいますが、茶碗蒸しの奥から現れたホッキ貝はプリップリ。

食感も最高で、そこに薬味のミョウガの食感までもが加わります。

これはすごい。

美味い。

はまぐりの茶碗蒸し

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もう、コレはアカンやろ。

僕の中での今回のMVPがコレです。

デッカいはまぐりが1個入ってます。

このはまぐり、噛むととんでもない甘みと旨味のジュースが口の中に広がってくれるのです。

さっきホッキ貝で貝出汁うめえなあと思ったばかりなのに、さらにヤバイ貝出汁を直接ダイレクトに放り込んでくれるのです。

そのはまぐりの出汁は茶碗蒸しの出汁にも当然溶け込んでくれてます。

上に乗っている菜花が彩りとともに食感も加えてくれます。

苦みのような物は一切ありません。

さっきのミョウガもそうですが、無駄な物がひとつも無いのです。

この茶碗蒸しほど、「ああ、この一口を食べてしまうと終わってしまう…」という喪失感を感じさせてくれるものはありませんでした。

何て幸せなんだ。

梅つみれの茶碗蒸し

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これまた凄い物が現れました。

梅つみれ、あまり食べ慣れない食材です。

しかしこれを口に入れてすぐに気付きました。

「ああ、これはアミノ酸の塊だ」

以前セブンイレブンで梅チキンなる物がホットケースのフードに登場して美味い!と言う記事を書きました(おそらく神奈川県では終売済)。 

www.hito-tsuna.com

アレと同様で、ほんのり香る梅の香りと酸味、そしてとどまることの無い旨味!

しかも今回のつみれは魚肉(鯛かな?)の旨味も加味される訳です。

美味しくない訳が無いのです。

梅つみれ鍋を大洗の名物のひとつにする動きもあるようですが、他では食べられない面白い料理だなあと思いました。

空豆の玉子豆腐

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空豆のソースが今までの魚介系の旨味とは全く違うベクトルの味で、箸休めにも丁度良い品でした。

海鮮茶碗蒸し

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卓上に置かれた途端に香るあおさの香り!

またとんでもない物がやってきた!

しかし、何か糸のような物が出てる?

スプーンですくってみると、

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エビのひげでした。

それ以外も、

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しろうおが入っていたり、

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ウニが入っていたり、

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白身魚が入っていたりと、とんでもない具だくさんの贅沢な茶碗蒸しでした。

これ、日本酒が良く合いますね。

いちごの冷製茶碗蒸し

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これってプリ…いえいえ、れっきとした茶碗蒸しのひとつです。

底に溜まるカラメルソースがあっさりした甘みで重くないので、すんなりと胃に収まります。

大勘荘さんはデザートにも手を抜かないなあと驚かされる一品でした。

料理一挙紹介(蒸し料理以外)

舟盛り

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大勘荘さんご自慢の舟盛りですが、だいたい4人に1舟くらいの量でした。

ヒラメや鯛などの美味しい地魚がふんだんに盛られていて、プリップリの食感で非常に美味しかったです。

ちなみに1枚目と2枚目の写真の赤い魚、ホウボウかなと思ってたら、ホウボウでは無くカナガシラという魚のようです。

それぞれの舟で載っている魚が違うので、他のテーブルの舟盛りからも何切れか頂きました。

菜花のおひたし

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先ほど茶碗蒸しにも載っていた菜花ですが、おひたしにして辛子を載せています。

全然苦みが無く食感がいいのは同じなのですが、こちらはさっぱり感が強く、前菜として食欲を高めるのに役立ってくれました。

角煮

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これも大勘荘さんではおなじみの料理なのですが、他のお店や惣菜店で買う角煮とはちょっと違っていて、煮汁の甘さが控えめで酢の酸味を加えています。

このため、これもさっぱりと頂ける一品で、順番としては海鮮茶碗蒸しの後に出てくるという、結構みんな満腹に近い状態になっているにもかかわらず箸が止まらずに食べられる一品でした。

脂の甘さもしつこくないのが本当に素晴らしい。

メヒカリの唐揚げ

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揚げたてのメヒカリがジューシー!

身がふわっふわ!

大勘荘さんは食材を一番美味しい状態で出してくれるんだなあと実感した一品でした。

もずくの雑炊

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ここに来て雑炊か…と思ったら、これがまた美味い。

葛湯のようにトロトロの状態で入っている醤油のタレが絶妙な塩加減。

これ丼で食べてみたいなあ。

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うまい!うまい!

美味しい物が怒濤のように押し寄せてくる今回の茶碗蒸し祭り。

徐々に語彙力が無くなってきて、「うまい!うまい!」としか言えなくなってしまいました。

何というか、それ以外の感想が出てこないくらい全て美味しい。

本当に幸せなひとときでした。

それにしても、大勘荘さんの料理の腕が半端ないです。

茶碗蒸しという味の表現が限られる調理方法でここまでバリエーションを広げられる。

2年前に参加した時も思いましたが、どれだけ沢山の料理が出てきても、全て食べれてしまうのは凄いとしか言い様がありません。

飽きないし、ひとつとして同じ味がありません。

大勘荘さんの、大洗の底力を再確認した今回の茶碗蒸し祭りでした。

控えめに言って、最高。