新年度もお仕事(とblog)頑張るぞ!
新年度、2018年度になりました。
こんばんは、石谷玲( @R_I )です。
朝と晩はまだ肌寒いとはいえ、日中は暑くなりましたね。
僕は薄手のコートを羽織るかどうかで悩んでいます。
もう要らない気もしつつ、通勤で外に出る時間はまだ寒いかなあと思いつつ。
皆さんは如何でしょうか。
さて、先日僕は事務所の夕飯の休み時間を使って近くのショッピングセンター(グランツリー武蔵小杉)のABC-MARTで、ある靴を買いました。
普段履きに買ったつもりでしたが、物は試しに会社への通勤でも使ってみると、割と仕事の能率にも影響が出てるんじゃね?と感じてしまいました。
プラシーボかも知れませんが、ちょっとその辺を記事に書いてみます。
MERRELLのジャングルモックを衝動買い
ランニングシューズを4年履くとボロボロに
僕が普段プライベートで履いている靴はASICSのGEL-KAYANO20のスーパーワイド(SW、4E)です。
これはもう4年前に出たモデルで、わざわざ銀座のアシックスの直営店に行って買った物です。
これの特徴は、なんと言ってもアシックスお得意のゲルを使った抜群の衝撃吸収性。
なので体重のある人や膝に不安を抱えるランナー向けに紹介されることも多いランニングシューズでした。
ですが、ランニングシューズは軽量化重視のため生地が強くなく、ずっと履き続けていたために小指の辺りに穴が開いたり、かかとの足を入れる部分がボロボロになったりしていました。
面倒くさくて靴紐結ぶのやめた
僕はとにかく靴を履く時にシューレースを結ぶのが面倒くさくて嫌です。
なので、GEL-KAYANO20の靴紐を全部外して、結ぶ必要のない靴紐「キャタピラン」に交換していました。
これはなかなかのアイディア商品で、膨らんだコブのような箇所が多数あり、シューレースを引っ張るとゴムのように伸びてコブが小さくなります。
つまり、引っ張ると靴のシューレースを通す穴を通過するけど、引っ張らないとコブが大きくなってそこがストッパーになって緩まない、という商品です。
僕みたいに面倒くさがり屋の人が紐靴を履く際はすっごく便利です。
紐靴がただのスリッポンになります。
ただ、もともとGEL-KAYANO20は紐靴です。
スリッポンの用途に作られた靴ではありません。
具体的に言うと、スリッポンスタイルで使うと、かかとの部分(滑り口って言うの?)をかかとで良く踏んでしまうのですぐにボロボロになります。
また、キャタピランと言えど、履いてるとやっぱり緩みます。
さらに前述の生地の傷みも相まって、そろそろ新しいのを買わないとなあとここ数ヶ月思ってました。
今出ているGEL-KAYANOは24ですが、どうせなら新しい、ちゃんとしたスリッポンタイプのシューズが欲しくなりました。
そうすれば今のような使い方でも長く使えるのかな、と。
メレルのジャングルモックに興味津々
amazonでスリッポンで調べて、出てきた靴のカスタマーレビューをよくよく読んでみると、このスリッポンのジャンルでは定番品みたいな扱いになっている靴があることに気が付きました。
それがMERRELL(メレル)のJUNGLE MOC(ジャングルモック)だったんです。
[メレル] ウォーキングシューズ ジャングルモック メンズ J60801 Taupe US 7(25 cm) 2E
- 出版社/メーカー: MERRELL
- メディア: ウェア&シューズ
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ジャングルモック信者なる言葉まで見かけ、この靴が絶大な人気を持っていることを知りました。
ファッションに疎い僕は名前すら聞いたことが無かったです。
よし、履きに行ってみよう。
そして、実際に履いてみたら案外僕の中で高評価で、冒頭の「事務所の夕飯の休み時間を使って近くのショッピングセンター(グランツリー武蔵小杉)のABC-MARTで、ある靴を買いました」に至った訳でした。
ジャングルモックを買った訳
履きやすさ脱ぎやすさ
何が良かったかというと、まずは足入れが本当に楽なことですね。
滑り口の部分もベロの部分もしっかりとしたコシがあって、足入れの際につま先やかかとが当たっても変形せず、「ここに足を入れるんやで」と案内してくれているようでした。
この時かかとで滑り口を踏んでいますが、形が崩れずそのまま靴の中に吸い込まれていきます。
これだけで履けちゃいます。
紐靴だとベロが靴の中に落ち込んでいることが良くあるじゃないですか。
で、ベロを引っ張り上げるためにしゃがんでベロをつまんで。
これが本当に面倒。
立ったまま靴に足を入れて、そのまま歩き出す。
そんなサンダルのようなスリッパのような靴が理想でした。
靴を脱ぐ時も楽。
一方の靴のかかとでもう一方の靴のかかとを押さえて、そのままスルッと足を抜くことができます。
かかとまで抜いたら、そのままもう一方の足もスルッと抜きます。
靴紐をほどく手間も、かかとのベルトをつまんで押さえる必要も無し。
これやると脱ぎかけた足のかかとで滑り口を踏んづけることが多々あるのですが、ジャングルモックだと固くて変形しないので踏むことが無いです。
文字で書いても良く分からないかな。
実際に履いてみると分かると思います。
抜群のクッション感
次に、しっかりした厚いソールが支える抜群のクッション感。
それまで履いていたGEL-KAYANOは、ゲル層が体重を支えてくれてましたが、同じクッション感でも若干フィーリングが違います。
このジャングルモックは、ソールがぐちゃっと潰れて沈み込んで体重を支えてくれるという感触が強いです。
一方で、GEL-KAYANOは、かかとに体重が掛かっていることを感じさせない不思議な感覚がありました。
なので、どちらが良いかというと微妙ですが、共通するのは体重の重い僕が歩いても足の裏に負担が少ないこと。
つい散歩したくなってしまいます。
先日(というか昨日)、試しに秋葉原から東京駅まで歩いてみましたが、特に足が疲れるようなことはありませんでした。
ここから、
こいつで、
ここまで歩くと2kmちょい。
いつもの散歩コースではありますが、ウォーキングシューズとしての性能は申し分ないと判断できました。
独特の包まれてる感
フィット感は独特で、極上です。
ただ、横幅は2Eサイズなので、僕みたいに4Eを履き慣れている人には最初は窮屈感があるのも事実。
しっかりお店で履いて合うサイズを見定めて買う必要があると思います。
蒸れを感じない
長時間歩いても靴の中が蒸れる感覚がありません。
革靴履いてると結構蒸れるんですよね。
見た目派手じゃない
僕が買ったのはPewterという色ですが、基本的にジャングルモックのアッパーはスエードやゴアテックスの地味目の色です。
お堅い会社じゃなければ会社に履いて行っても良いかもしれませんね。
といいつつ、僕はこの靴を買って以降、会社に履いて行ってます。
内勤ばかりなのでスーツにスニーカーでも特に支障は無いので。
蒸れないこともあって、仕事中履いててストレスをあまり感じません。
案外、業務の効率化に繋がっているかも。
ちょっとした問題点も
慣れるまでは足の外側の部分に疲れが溜まる
やっぱり今まで履いていた靴とは内側の形状が異なる(特に4Eの靴に慣れた足で2Eの靴を履いている)ので、足の裏からのインソールに対する加重の違いなのか、やや足の外側の部分に疲労が溜まるのを確認しています。
今まで4Eの広さのインソールに平面的に踏んでいたのが、やや立体的なインソールになって外側ほどインソールが盛り上がって足に当たりやすくなってるのかなあと思ってます。
ママチャリ乗るとベロが食い込む
都合の悪いことに絶妙に足首にベロが食い込んで、痛いです。
歩いている時は全然そういう感覚は無いのですが、ママチャリ乗るとはっきり痛みを感じます。
そのため、ママチャリに乗ってる時は意識的に浅めに靴を履いてます。
滑る
以前からメレルの靴はビブラムソールなのに滑ると不評でした。
今回のジャングルモックのソールもやっぱり滑ります。
アスファルトやコンクリートだと大丈夫ですが、フローリングみたいな材質だとあまりグリップしてくれません。
雨降ってない状態でこれなので、雨の日がチト怖いです。
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自転車乗り的にも正しいチョイスだったのかな?
ジャングルモックの紹介記事を読んでいると、自転車レースやマラソンなどで足を酷使したあとでもリラックスして履ける靴なのだそう。
確かにその通りかも知れません。
輪行時にぴったりという評も見かけました。
一方で、グリップ力にはやや不安があるのも事実です。
雨の日に床が濡れた駅構内を輪行袋抱えて歩いてて、滑ったら。
取り敢えずはこのまま履き続けて足をジャングルモックに慣らして、その上で問題無ければ自転車旅行の時にも使ってみようと思います。
そう考えると、今回全く自転車とは関係ない「新しい、ちゃんとしたスリッポンタイプのシューズが欲しい!」という願望から衝動買いしたこのジャングルモックが、実は自転車乗り的にも正しいチョイスになっていたのかも知れませんね。
運命的な何かを感じてしまった、今回のお買い物でした。
それでは。