今回はPowerShot G7 X Mark IIの記事の後編だよ!
前編はこちら!
生まれて初めて高級カメラ、それも高級コンデジを買った私、石谷玲。前回は何故にカメラに疎い私が、7万近くもするPowerShot G7 X MarkIIを選び、購入したかの心境というか思いをご紹介しました。今回は実際に使ってみてどうだったかをご紹介します。
と言ってもカメラ音痴の私。どういう写真を撮れば皆さんに良さを分かって貰えるかの術を全く知りません。比較材料も全くありません。そんな私がどんな写真を撮り、どんな感想を抱いたかを知って頂けたらと思います。
まず、ケースを決めた!ハクバのピクスギア
やっぱり実物を持っていって実際に入れてみるのが一番
裸のまま持ち歩いたらカメラ(レンズ)の中にホコリが入ったりボディに傷が入ったりするんだろうなあと思った私は、PowerShot G7 X MarkIIを持ってヨドバシカメラマルチメディアAKIBAに行き、陳列されているコンデジのケースに手当たり次第にPowerShot G7 X MarkIIを突っ込みまくりました。そして、一番しっくりきたケースをそのままお買い上げしてきました。それがこちらです。
ハクバ ピクスギア タフ03 カメラケースM

HAKUBA デジタルカメラケース ピクスギア タフ03 M ブラック SPG-TG03CCMBK 0.25L
- 出版社/メーカー: ハクバ
- 発売日: 2016/08/30
- メディア: Camera
- この商品を含むブログを見る
フラップ型のカメラケースです。収納したカメラを挟むように硬質素材が入っており、またケース内面は柔らかい素材となっているため、カメラを衝撃から守るような構造になっています。 スペックは、
■参考収容寸法:W65×H110×D35mm
■外寸法:W80×H125×D60mm
■重量:約65g
■材質:ポリエステル
■ベルト通し:あり
■開閉方式:面ファスナー式
■付属品:カラビナ
となっています。内面に小さなポケットがあり、メディア(SDカード)収納が可能になっています。また、背面にベルト通し、上面にカラビナが装備されているため、ベルトやベルトループに装着して、素早くカメラを取り出すことも可能です。コンデジの利点はサッと出してサッと撮れること。その利点を生かす意味でもPowerShot G7 X MarkIIにはピッタリかも知れません。ピッタリと言えば。
こんなにPowerShot G7 X MarkIIとピッタリジャストサイズだなんて!
このケース、PowerShot G7 X MarkIIのために作ったのでは?と思っちゃうくらいピッタリジャストサイズです。ビックリ。レンズ部が引っかからないようにPowerShot G7 X MarkIIの端をスライドして挿し入れると、あとは何の抵抗もなくスッと最後まで収まってくれます。取り出しもスムーズ。それでいて収納時に余る余計なスペースが一切できません。これはすごい。
PowerShot G7 X MarkIIと同程度の大きさの高級コンデジも幾つかありますが、このケースをまずは試してみてよとおすすめしたいくらい、しっくりくるケースです。
SPONSORED LINK
PowerShot G7 X MarkIIのスゴイところ!
深夜撮っても明るく撮れる
実際に撮ってみてまず驚いたのがこれでした。
3枚ともF1.8、1/60秒。ISOは上から1000、5000、640。モザイクと解像度調整以外は一切手を加えていません。
夜なのにこんなに明るく撮れることに驚いてしまいました。これ全部三脚とか使わずに手持ちで撮影してるんです。それなのにこんなにくっきりと綺麗に撮れてる。おそらく理由は、
- 1型CMOSセンサーの高画質
- F1.8の明るい大口径レンズ
- 光学手ぶれ補正機構とDiGiC7による強力な手ぶれ補正
辺りかなあと。こんな経験初めてです。この画像見て、改めて化け物みたいなコンデジを手にしてしまったと驚愕しました。iPhoneのカメラや今まで私が使ってきたコンデジだと確実にブレブレです。
ズームも綺麗
立川駅北口の風景です。
光学ズームが4.2倍なのでいっぱいいっぱいズームしてみます。
そこから画像の粗さが目立たないデジタルズーム領域であるプログレッシブファインズームが約8.4倍。
最後に、画像が粗くなるデジタルズームが約4倍。
すごい。画像が粗くなると言うけれどこの画質なら全然満足できます。ここまで綺麗にズームできるものなんですね。勿論望遠レンズを装着したデジタル一眼やミラーレス一眼に敵わないのは分かります。でも私の用途は主にブログに掲載する写真を撮ること。この画質で問題を感じません。これをコンデジで実現できてるんだからやっぱり化け物だ。
ボケも良好
F値を変えて2枚写真を撮ってみました。
開放側のF1.8。
最大限絞ってF11。
同じ場所から撮ってここまで画像が変わります。綺麗に背景がボケてますよね。コンデジでここまでできるのは感動。絞り優先モード(Av)にすると、レンズ周りのリングを回すとF値を制御できます。このモードで、撮りたいものがボケない程度にF値を調整することで、対象以外はボケて対象を強調できる写真が撮れるようになりました(ただ、今でもまだ慣れていないので修行しないと)。PowerShot G7 X MarkII最高です。
近接撮影はちょっと苦手?
こんな写真を撮ってみました。
F1.8でマクロ撮影してます。どうにもマクロ撮影するとピントが合わない感じがあります。シャッターに指を掛けずモニタで見てるとピントは合ってるんですが、シャッター半押しするとちょっとピントが外れて固定されてしまうような印象を受けてます。多分これもコツがあるんだろうなあ。この辺はもう少し勉強しないと巧く撮れないかも知れません。
控えめに言ってPowerShot G7 X MarkII最高
おそらくソニーのRX100M4、RX100M5の方がスゴイコンデジなんだと思います。でも値段もまた凄すぎてちょっとカメラを趣味にしていない私には厳しい選択だなあと思っています。PowerShot G7 X MarkIIは、そんなRX100M4、RX100M5よりもワンランク価格帯が下がって、でも1型CMOSセンサーと大口径レンズとDiGiC7の威力が素晴らしい、総合的に見てコスパの良い高級コンデジじゃないかな、と(勿論、PowerShot G7 X MarkIIしか知らない素人の意見です)。キャノンの製品戦略を知らないので何とも言えませんが、発売から1年以上経っているので後継機種(PowerShot G7 X MarkIII?)の市場投入もそう遠くないのかも知れませんが、まだまだMarkIIも普通に戦えます。それだけのスペックが揃ってます。
仕事にもプライベートにもPowerShot G7 X MarkIIを携行し、いつでも撮れるようにしたいと思います。ブログのネタはいつ何処に転がっているのか分かりませんので。