架空自転車旅行社「ひとつな」

本業会社員の兼業ブロガーです。興味を持っていることは、キャッシュレスな生活、旅、デジタルガジェット、グルメ、自転車(折りたたみ自転車、ロードバイク)、ライフスタイル(VAPE、文房具など)など。このブログはそんな多趣味なアラフォーの僕、石谷玲(いしやれい)が運営する『じぶんメディア』として、興味を持っている物全てに対して実際に体験したことを全方位で情報発信していく超・雑記ブログです。

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武雄市の図書館TSUTAYA委託問題について

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http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120619-00000001-voice-pol
いまこのニュースが報道ステーションで出てたんですが、比較的慎重なコメントでテレ朝は伝えてきました。私は以下の条件が満たされる限り本案件は大歓迎です。
 
・既存の資産(動産・不動産・有形・無形関わらず)を運営上棄損しないこと
 
だって良いこと尽くめじゃないですか。18時までしか開館しない、年間100日も閉館するお役所仕事の図書館なんか使いたくても使えない人が多いでしょう。雑誌を買うこともでき、カフェで紅茶(とかコーヒーとか)飲みながら書籍が読める。Tポイントだって貯まる。年中無休で夜でも開いてる。正直うちの街でもやってくれと言いたいくらい。役所側の都合であるコスト削減なんか置いておいても利用者にはこれだけメリットがある。
 
この動きに対して図書館協会は以下の二点を挙げて難色を示しています。
・前例がない
・個人情報が漏洩する
一点目は論外として、二点目については図書館の会員証をTカードと従来のカードの二通りを用意すると市長が明言している。Tポイントが貯まるTカードは作成時に購買履歴をマーケティングに活用される旨の注意があり、同意しなければ従来のカードを利用すればいい訳です。
 
さて、報道ステーションでは、「図書館は民間運営にそぐわない」「本をちゃんと読んでいる司書とのやりとりが大切」と解説委員と古館氏が仰ってます。前者はさっぱりだし、後者も民営化でデメリットになる理由が分かりません。そもそも武雄市長が理想と評した代官山TSUTAYAには、客の要望に自分の感性で多数の本をピックアップしてくれるコンシェルジュがいます。決してタイトルや著者名からコンピュータで検索するだけのお店じゃない訳です。そう言うのもちゃんと分かって発言して欲しかったな古館氏には。
 
最後に、橋下のバカが中之島図書館をどうしようとしていることと今回の件とは別の話です。私も条件で出してますよね、既存の資産を捨てるな、と。あの人はTVに出てる時からそういう人です。各論では賛成する案もありますが彼自身には反対です。