架空自転車旅行社「ひとつな」

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鷲宮神社に行ってきました。

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長文になってしまいました。すみません。
 
昨日、某O氏と一緒に埼玉県鷲宮町鷲宮神社に行ってきました。ググってもらうとわかるのですが、本来なら至って普通ののどかな町ののどかな神社(鷲宮神社は関東最古の大社とされていますが、実際行ってみるとそれほど大きい神社というわけでもありません)だったりするわけですが、「らき☆すた」の柊姉妹の住む神社のモデルとなったことで一気にヒートアップ。当初は「聖地巡礼」と称して大挙して訪れるアニメファンの人達に困惑していた地元の住民も、商工会を中心としてこの現象を逆手にとって町おこしにしようと言う動きがあり、私個人としては非常に動向が注目される自治体だったわけです。
 
新宿から湘南新宿ラインに乗り14:00過ぎに久喜駅に到着。ここで某O氏と待ち合わせて東武伊勢崎線に乗り換え、鷲宮駅へ。雰囲気が故郷に似ているなと感じながら、徒歩で鷲宮神社に向かいます。神社に着くと国の重要指定文化財の看板などあり、由緒正しき神社であることが感じられました。更にまっすぐ歩いていくと、絵馬掛け所が。そこに掛けられた絵馬に驚かされました。、らき☆すたのキャラを描いて奉納したものや、そもそもアニメの一シーンをプリントアウトして貼られた、絵馬ではないものなど。そういうものが合格祈願などの絵馬と並んで奉納されているのです。そこの一角は間違いなく鷲宮に着いてから今までの印象を一気に根底から覆すものでした。そもそも、神社の絵馬奉納所にはあり得ない光景でもありました。また、その場所でアニメ談義をする人も居ましたが、よくよく見てみるとそこかしこにそれらしき人達が居ます(勿論私達一行もそのうちの一つなのですが)。「異次元だ」私はそう思いました。
 
その後、本殿にお参りをし、御神籤を引き(吉でした)お守りと交通安全ステッカーと絵馬を買い、絵馬は社務所前のテーブルで「描き」、先ほどの奉納所に掛けてきました。
 
帰りに、鳥居前の大酉茶屋わしのみやという休憩所で何か食べようと行ってみました。お品書きがあったので見てみると、「こなたぬき」「かがみの鏡餅うどん・そば」「柊姉妹の双子海老天そば」「バルサミコ酢てん」等々。一同絶句。その時には既に蕎麦類は売り切れで甘味しかないとのこと。私はクリームあんみつを、某O氏は黒ごまソフトクリームを注文しました。そしてお座席に上がるとまた絶句。古きゆかしき昭和の日本間の合間合間に飾られたらき☆すたグッズに声優、原作者のサイン。テーブルには聖地巡礼の同人誌に月刊コンプエース。ここもまた異次元と呼ぶにふさわしい場所でもありました。ちなみに私が食べたクリームあんみつはなかなか美味しかったです。もしこれから行く方がいれば、ご賞味あれ。最後にお土産に煎餅を買って帰りました。
 
茶屋の前に掲示板があり、そこには柊姉妹が鷲宮町に住民登録されるという新聞記事と、商工会で発売している絵馬ストラップがほぼ完売であることが告知されてました。この絵馬ストラップというのは、春日部の名産である桐箪笥にちなみ桐材を使い、鷲宮神社の絵馬をモチーフにしたストラップで、いかにも商工会が知恵を凝らして企画した地元ならではのグッズなのですが、どうやら今日はどこに行っても買えないようです。記念に欲しかったのですが。
 
私自身もアニメファンですのでこの流れを否定することなんてできませんが、この鷲宮の街にアニメ関係のグッズやイベントなどはちょっと違和感があることは否めません。萌えアニメのブームなんて長くは続きません。しかし一つ言えることは、出版者側と版権交渉を行い商品化し、地元の商店街に協力を取り付ける努力を行い、販売にこぎ着けた商工会の功績は大きいと思います。萌えアニメの在り方に一石を投じた今回の活動。鷲宮町の隣町で、こなたが住んでいるとされている幸手市では鷲宮に倣って桜の花びら形ストラップを今日先行発売しています。おそらく即完売となっていることでしょう。この試みが成功するかどうかはわかりませんが、これからも見守っていきたいと思います。
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