ここんところのインフルエンザ発症報告多すぎて。
ここんところの激寒で身体を壊したりしてませんか?石谷玲です。
僕の周囲やTwitterのタイムラインではインフルエンザに罹患する人が急増してます。
あとノロウィルスでダウンされた方も…。
ちょっとしたパンデミックになっていて、いつ自分に降りかかるか恐怖を感じることがあります。
そこで、僕は、携帯用のアルコールジェルを携帯することにしました。
アルコールジェルは本当に使えるか?
予防接種だけでは不十分っぽい
今年のインフルエンザで、ヤバい!怖い!と思ったのが、今年予防接種を受けたにも関わらず発症してしまった人が複数いたことでした。
基本的に予防接種のワクチンに使用するワクチン株は前年の冬に流行した型のインフルエンザを選択するそうです。
前冬の流行ウイルスを参考としてインフルエンザワクチン株として選ばれたウイルスと、実際に今冬になって流行したウイルスとが遺伝子的にかけ離れたものとなってしまい、遺伝子的に近い場合と比較すればワクチンの効果が少なく見えるようなこともあります。大量のインフルエンザワクチンの製造には時間がかかり、実際の流行の半年以上前にインフルエンザワクチン株を選んでいるので、その半年以上の間に、流行ウイルスの遺伝子の大きな差異が生じてしまうと、改めてワクチンを作りなおすというようなことができません。実際に流行が始まってみないと、流行ウイルスの遺伝子の差異がわからず、また、ワクチンの効果の程度もよくわからないのです。
(横浜市衛生研究所「インフルエンザワクチンについて」より引用)
ところが今年のインフルエンザの場合、予防接種では十分抑えられないインフルエンザの型があるようです。
ところが、今年は、A(H3)型で予定していた株の生産効率が低かったため、異なる株で製造しなおすことになった。
その結果、ワクチンの製造が遅れ、10月には厚労省が、13歳以上は1回のみの接種とするよう呼びかけた。
さらに、ワクチンを接種したとしても、A(H3)型については、最適な株で製造していないため、十分な効果が見込めない可能性があると言う。ただし、現行のワクチンは4種類のウイルスに対応させており、現在もっとも患者の多いAH1pdm09型を含む残り3種類については例年どおりの効果が見込める。
(基礎研レター「今年のインフルエンザは例年と比べて注意が必要?」より引用)
と言うことで、今年のインフルエンザは予防接種だけでは予防できないようです。
基本は手洗い、更にアルコール除菌を併用してインフルエンザ予防
予防接種では不十分なインフルエンザ対策。
ではどうすれば良いのか。
基本的には、マスク着用や十分な睡眠や食事、湿度管理などとともに、こまめに手洗いすることが推奨されているようです。
ウイルスの体内侵入を防ぐため以下のことを心がけましょう
- 外出先から帰宅時や調理の前後、食事前などこまめに手を洗う
- ウイルスは石けんに弱いため、次の正しい方法で石けんを使う
(政府広報オンライン「インフルエンザの感染を防ぐポイント 「手洗い」「マスク着用」「咳(せき)エチケット」」より引用)
しかし、なかなか手洗いできない状況もあると思います。
そこで、製薬会社の中には、手軽にアルコール除菌ができるよう携帯用のアルコールジェルを販売している会社もあります。
インフルエンザの効果的な予防法として「こまめな手洗い」が推奨されてはいるものの、手を洗いたいときに近くに水道や石鹸があるとは限らないため、日常生活の中でこまめに手を洗うことは現実的ではありません。
アルコール手指消毒剤であれば近くに水や石鹸がなくても手を洗うことができ、いつでもどこでも手の殺菌消毒を行うことができます。また、その効果は石鹸を使った流水手洗いよりも高く、効果的にインフルエンザを予防することができるのです。
場合によっては命の危険もあるインフルエンザ。適切な予防によって、感染を未然に防ぎましょう。
(健栄製薬「季節性でも?新型でも?インフルエンザはアルコール手指消毒剤で予防」より引用)
薬局のみならずコンビニなどでもアルコールジェルが販売されています。
アルコール除菌は確かに病院や商業施設の玄関にアルコール製剤のボトルが置かれていて使用を推奨するアナウンスもあります。
そういう情勢を考えても一定の効果はあるのではないかと考え、アルコール除菌のためのアルコールジェルを携帯しようと考えました。
勿論、予防の最優先は皮膚表面の不要物を物理的に洗い流す手洗いです。
ですがそれでは不十分な場合に備えてアルコール除菌も併用すると言うのが私のスタンスです。
アルコールジェルを使うから手を洗わなくて良いと言う意識ではありません。
ここはちょっと強調しておいた方が良いかな。
使う時は周囲に注意
アルコールジェルを手指に擦り込むと言うことは、高濃度のアルコールを一カ所で短時間に蒸発させることを意味します。
と言うことは、その場で一時的に高濃度のアルコール蒸気が発生すると言うことになります。
自分で使ってみると分かりますが、結構キツいアルコールの臭いが発生します。
ですので、アルコールジェルを使う時は周囲に人がいるかどうか確認して、なるべく人のいないところで使った方が良いと思います。
私はゴージョーのピュレルインスタントハンドサニタイザー携帯してます。
と言う訳で私が選んだのはこれ。
ゴージョー(GOJO)というアメリカのサニタイザーの会社の商品です。
これを選んだ理由は2つ。
- 病院での採用実績がある
- 携帯用なのにポンプ式
です。
携帯用アルコールジェルを色々探してみましたが、トップシェアの手○カジェルがシェア強すぎて他の候補がほとんど無いという感じです。
そんな中、Amazonで見つけたのがこれです。
実はこれの存在を知ったのは十年ほど前に会社の売店でこれが仕入れられたことでして、その時に、携帯用なのにポンプ式ボトルなのが非常に便利(手ピカ○ェルはキャップを開けてボトルの腹を押さえてジェルを押し出す仕組み)だったため、その後もAmazonでチェックしていたと言う経緯です。
更に、この商品を調べていると、病院でも採用されている実績があり、それならばボトルだけではなく中身もある程度信頼できるだろうと言うことで購入に踏み切っています。
もちろん手ピカジェ○が悪いということではないので、そちらを購入しても良いと思います。
コンビニなどでも販売されているので、入手性は断然手○カジェルの方が上です。
ノロウィルスに効くアルコールジェルもあるらしい?
私の認識ではノロウィルスはアルコールに対する耐性があるので効かないという認識がありました。
しかし色々調べてみると、ノロウィルスにも有効なアルコールジェルがあるようです。
「ノンエンベロープウイルス」はアルコール消毒剤や熱に対する抵抗力が高いことで知られていますが、最近ではノンエンベロープウイルスにも有効な新しい「酸性アルコール消毒剤」が開発されています。
代表的なウイルス
ノロウイルス、ロタウイルス、ポリオウイルス、アデノウイルスなど。(SARAYA「ノロウイルス感染症とは?」より引用)
酸性にしたアルコールジェルがノロウィルスにも効果があるという話は幾つかあるようです(但し一般論としてノロウィルスの不活化には塩素系消毒剤を使用する。参照:平成27年度ノロウイルスの不活化条件に関する調査報告書)
この辺も色々情報収集してみたいと思います。
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自衛を万全にして健康に、厳しいシーズンを乗り越えよう!
こういうのは「これさえやれば十分」というラインはないように思います。
勿論やりすぎは良くないですが、万全な対策を実施して何事もなく冬の寒く病気の多い時期を乗り越えられれば良いなと思っています。
このブログでインフル発症の悲しいお知らせをしたくはありません。
もしそれがあった場合は、僕の対策の履行が不十分だったと言うことです。
そうならないことを祈りつつ、今日はここまでとしておきます。