ブロンプトンの自主回収(リコール)情報の続報です。
2017年10月19日に和田サイクルさんのブログが更新され、ブロンプトン交換用BBが入荷した旨の案内と今後の交換作業の予定についての告知がありました。
和田サイクルにBB交換を頼む方も他の自転車屋に頼む方も、一度この記事に目を通しておくことをお勧めします。なお、代理店のミズタニ自転車さんの自主回収告知については私が前回書いたこの記事も参照して下さい。
交換用BB
(BROMPTON BICYCLE 自主回収のお知らせ その2より引用)
交換対象になったのは2014年4月~2017年5月に採用されていた、下のFAG Bottom Bracket cartridge BB66です。つまり上のBBが交換用BBということになります。
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和田サイクルさんはかなりの台数を持ち込まれると予想されます。
日本で一番多くブロンプトンを売る店としても知られる桃井の和田サイクルさん。私も困ったことがあるとまずはここに持ち込むことを検討するくらい信頼を置いているショップです。販売台数が多いと言うことは、今回のBB交換に持ち込まれる台数も多くなると推測します。ですので、以下の注意事項を告知しています。
・和田サイクルでは対象期間中に非常に多くの台数BROMPTONを販売しております。お問い合わせも多く、年内の間は交換作業は大変混雑するものと予想されます。
大変恐れ入りますが当面の間はお預かりから部品交換、お渡しまで1~2週間の期間がかかる可能性がございますことをご了承ください。
・交換作業はお預かりした順に行わせて頂きます。交換作業のお電話でのご予約等はお受けしておりませんのでご了承ください。
今回のボトムブラケットの不具合は発生率が0.02%であり、ボトムブラケットの疲労破損によるもので通常使用される分には問題ないようです。
ボトムブラケットの無償交換は2019年9月25日まで継続して行いますので、ある程度期間をおいてからお預け頂くか、定期点検の際に交換されることをおすすめ致します。
2019年9月までと2年近い期間交換可能であり、BB不具合発生率が0.02%ということで今すぐ交換必要という訳ではないようです(これは前回の記事にも書きました)。また、持ち込まれる台数の予想もあり作業完了まで1~2週間かかる可能性を示唆しています。
和田サイクルさんで交換をお願いする方は少し時期をずらして相談に行かれた方が良いかもしれません(それでなくても和田サイクルさんはいつもお忙しい場面しか見たことがありません)。また、和田サイクルさん以外のショップでの交換作業を検討されてる方は、一度販売店さんに相談に行かれることをお勧めします。そこで適切な交換時期の指示や見積もり等を受けて、その上で交換時期を検討してみては如何でしょうか。
自転車は安全に乗りましょう。
最終的に対象のBBを装着したブロンプトンが全てBB交換を受けられて、BB不具合の心配なく快適に安全にブロンプトンに乗れるのが一番だと私は思います。そのために皆様のご協力を宜しくお願いします。
(10/21追記)和田サイクルさん以外でも交換用BB続々と入荷しているようです。
ローロサイクルワークスさんの大阪と福岡、横浜のGreen Cycle Stationさん、日本橋のローロスロースポットさんでも交換用BBが届いた模様です。こちらのショップで交換をお願いしようと考えている方はご一読下さい。
BROMPRON自主回収の代替部品が届きました。 - ローロ サイクルワークス スタッフBlog
Brompton FAG製BB 自主回収代替え部品入荷のお知らせ - ローロサイクルワークス 福岡 スタッフBlog
【BROMPTON】ボトムブラケット自主回収代替え部品入荷のお知らせ 。 | 折りたたみ自転車・ミニベロ専門店 GREEN CYCLE STATION
BROMPTON自主回収BB入荷 - ローロ 関東3店舗Blog
あと京都のローロさん(ワールドリカンベンツ)にも入荷したようですが、お知らせの下に載っているBirdyがめっちゃ格好良い…さすがシャア専用機。