架空自転車旅行社「ひとつな」

本業会社員の兼業ブロガーです。興味を持っていることは、キャッシュレスな生活、旅、デジタルガジェット、グルメ、自転車(折りたたみ自転車、ロードバイク)、ライフスタイル(VAPE、文房具など)など。このブログはそんな多趣味なアラフォーの僕、石谷玲(いしやれい)が運営する『じぶんメディア』として、興味を持っている物全てに対して実際に体験したことを全方位で情報発信していく超・雑記ブログです。

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城端むぎや祭に遊びに行く 〜その3〜

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じょうはな座。南砺市郷土芸能を後世に伝えていくために開設したホールで、城端むぎや祭のメイン会場の一つです。もっと寂れた演芸場を想像してましたが、実際行ってみると凄く綺麗なホールでした。このホールと言い後から説明する南砺平高校の郷土芸能部の力の入れようと言い、この地域の人は郷土の伝統芸能を守っていこうという意志が強く見て取れて、感心するとともに羨ましくも思いました。P.A.workstrue tearsで地元を舞台にし、しかもむぎや祭りをシナリオに絡めたのも、地元愛がなせたことでしょうか。
 
地元に元請できるプロダクションがあり、地元を舞台にした作品を作ってくれる。地元もその作品を大切にしてくれる。羨ましい。本当に羨ましい。

 
さて、ここに来たいと思ったのはtrue tearsの影響があったから、だけでは実はありません。つい先日9/8(土)、クラッシャーカズヨシイベントに行く準備をしていた昼前に、たまたま付けていたTVでこれが流れ始めたのです。
NHKネットクラブ エラー
このドキュメンタリーで取り上げられている南砺平高校は生徒の半数以上が郷土芸能部に入部していて、休み時間になると校内の思い思いの場所でそれぞれが担当しているこきりこ節や麦屋節などの踊りを練習しているという学校です。放課後になると地元の人が講師として来校し、生徒をみっちり指導するという体育会系的な側面もあるようです。ここの麦屋節がとても統制が取れていて、しかも動きにメリハリがあって見てて格好良く感じまして、これを直で見てみたいと思ったのも動機のひとつです。この日の夕方のじょうはな座での南砺平高校郷土芸能部の演技は残念ながらホール内には入れず外のモニターで観覧することになりましたが、見てて本当に素晴らしい。これが高校生の演技だと言うから、もう。真剣さが伝わってきて泣きそう。
 
じょうはな座でtrue tearsの眞一郎、乃絵、比呂美、あいちゃんの特別住民票を入手、外のテントでむぎや祭りのTシャツなどのP.A.Worksグッズを購入してから、夜の城端の街を歩いてみました。

こんなぼんぼりもありました。
西町通りの善徳寺前交差点でステージが組まれていて、行ってみると、むぎや祭りの催しの一つ「じゃんとこいむぎや」が開催されていました。これは伝統民謡であるむぎや節やこきりこ節をアレンジしてオリジナルの振り付けで踊ると言う、よさこい祭りみたいな感じのイベントでした。一団体分だけ見てみましたが、ステージをフルに使ったダイナミックでパワフルなダンスに圧倒されてしまいました。伝統をそのままの形で受け継ぐだけではなく、こうして現代風にアレンジして踊っていくと言うアプローチ。城端の人は本当に真剣に郷土芸能の保存を考えてるんだということがよく分かりました。
 
メイン会場の一つの善徳寺を覗きつつ、脇の古い町並みを通ってじょうはな座と駐車場に戻りました。あ、ここでむぎや踊りには欠かせないアイテムである笠のミニチュア版置物を買いました。会社のデスクに飾っておこうかな。